やはり自分で思っている以上に疲れているみたいで、昨日週末の気の緩みもあって夜更かししていたら蒸し暑さもあいまって今日は調子が悪い。ぐらの皮膚科(小さないぼが一つできていたのでそれをとりに)もぐりの耳鼻科もダンナにお任せしてひたすら昼寝を決め込む。ダンナごめん。日頃はあまり文句を言わないダンナに「ちゃんと自分の体を管理しなきゃだめだ」とばしっと釘をさされる。そのとおりです。
休日の午後に昼寝するなんて本当に本当に久しぶり。耳鼻科から帰ってきたぐりと一緒にうつらうつら結局夕方5時まで寝ていた。1日がもったいないけど、でもこういう日も必要なんじゃないかなんて思う。自分の時間がすべて自分の自由になっていた頃でもたまになにもかも放り出してうつらうつらしながら横になりたいと思うときがあった。きっと体の疲れを癒すのと、うまく言えないけど自分の精神状態を地に足をつけるというか、いろんな日常の雑事から自分をとりもどすというか、そういうことへ繋がる一種の儀式なのだ。夜寝る以外に横になることというのは私にとっては。
その間ダンナとぐらは外出、というかダンナが連れ出してくれた。ぐりはたまにおっぱいを探して動くけどよく寝ている。彼女も疲れているんだね。ゆっくりと充電する昼下がりの母と娘。
夜は昼の暑さのせいか雷が鳴る。とはいっても私が小さい頃よく経験してたざーっと滝のように降る雨にすさまじい雷鳴とは違ってもうすこし遠くで鳴っている遠雷。ぐら、はじめは「雷さんなんてこわくないよ」と平気そうだったのに急に恐くなったらしく私にしがみついて目をつぶっている。頭に汗が吹き出ている。本当に恐いんだな・・・この子は繊細な子なんだと改めて思う。その繊細さがこの子の人生にどんな風に彩りを添えるのかふと思いを馳せてみる。その横で嬉々としながら3m離れて座っているダンナと私のあいだを手を貸してもらいつつ行ったりきたり歩いているぐり。ここはまだだけど遠くで雨が降っているらしく急に涼しくなった。ダンナが個人的趣味でベランダで焚いている蚊取り線香の匂いが風にのって入ってくる。その香りに遠い自分の子どもの頃の夏を思い出す。