今日は阪神大震災から9年目の日。いつも起こった時間帯は起きているのだけど体調が悪くて今日はまったく目覚めなかった。
私はまだダンナと結婚していなくて、実家にいた。早朝、まず自分の枕もとにある大量のCDが自分の上にバラバラとすさまじい揺れとともに落ちてきて飛び起きた。立てない揺れ、早朝の不意打ち。急いで階下に行き母と父の無事を確認してテレビをつける。今だに第一報で「死者3人」とか出ていたことを燃えている神戸の映像と一緒に思い出す。「これは大変なことだ」とまざまざと思ったのはもっと後だった。その瞬間にすでにもっとたくさんの人の命が失われていたというのに。
兵庫方面のダンナの実家に電話してみたが回線パンクで不通。携帯電話、その頃はなかったということが今となって信じられないな。その後ダンナは仕事でライフラインの復旧に借り出され一週間家に帰らなかった。
それで結婚が少し延期になった。それから9年。ぐらぐりに囲まれて9年前見たのと同じ空中からの燃える神戸の映像を再び見る。