■■■ 2004-07-09 ‖Fri‖ ■■■
夏祭り
そろそろ夏祭りの季節、京都では山と鉾がもうあちこちに置いてあるのかなあ。祇園さんは子どもが生まれるまでは浴衣こそ着なかったけど、京都好きなダンナと行ったり、仕事がらみで行ったりしてたものだった。着物の虫干しとかが通行人に見えたりしてね。いい風情。
しかし子連れで行くには宵山前後になると信じられない人になるから躊躇するなあ。おなじくこの時期に天神さんもあるんだけど、こちらも近くに住んでいていろいろ地の利を知っている人でないと小さい子連れには辛そうだ。
こういうとき、新興の住宅地ではなくて、祭が生活の一部になっている地域に住む人たち、子供たちを羨ましいと思います。私も経験できなかったからかも知れないけど。伝統が生活の一部を成しているってのは窮屈以外に得るものがかなりあるのではないかと最近思うようになってきた。揺るぎ無い依りどころ、郷愁が甘美に肉付けされそうで。
ところで祇園さんで山に乗るのに選ばれた稚児さんとか葵祭りの勅使とか、紹介文を見ると、いかにも京都の家柄ヒエラルキーのトップから選出されたという感あり。実際そうなんですかねえ。
■ llcll@MOBILE at 07.09 ■
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お稚児さんにはたいていダム小の子がなってますよね。ダム小出身者によると「あれを経験した子は天狗になって手がつけられなくなる」らしいです・・・。
京都の某有名神社の神主さんから聞いたところによると、お稚児さんには寄付金がウン千万必要だとか。また、葵祭の斎王代になるには裏千家のつてが必要で、これまたウン千万かかるとか・・・。お祭り自体の費用、お世話する男衆たちの費用もかかるらしいので必要経費なのでしょうね。
やはりそうなんですね〜!今年の稚児さんのプロフィールかなにかが新聞に載っていて確かみんな父親の職業が「会社役員」とか「医者」とか書いてあって、ふと「肩書きや年収だけじゃなくて、コネもかなり必要なんだろうなあ・・・・」と思っていたところなんです。
あまり詳しくはないのですが、「ダム小」のお話は京都出身の同僚からいろいろと聞いています。京都の学校事情というのもなんとなくヒエラルキーを感じちゃいますよね。彼はダム小→洛星→早稲田コースという学歴なんですけど「落ちこぼれ」だったらしいです。ぶるぶる。
ああ京都ってやはり奥が深いな〜(←ちょっと違う?)