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  2004-10-31 ‖Sun‖   

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  「サライ」的生活

なんだかうちの家族の遊びの行き先は毎度毎度リタイアした夫婦のような感じなんですが(笑)、今回も行ってきました「茅葺き屋根の民家に泊まる」ツアー。ただし今回はダンナ父母と一緒です。京都の「美山」というところにあるんですね、茅葺き屋根の集落が。今結構こういう、「農村や漁村に行ってそこの生活を体験してみる」という「グリーンツーリズム」という旅行の形態が流行っているそうです(特にリタイア組)。確かに昔雑誌の特集で出てきたイタリアの農村地帯を車でずっと同じように旅する「アグリツーリズモ」や、イギリスの片田舎を同じように「B&B」を泊まり歩きながらの旅行、なんてものに憧れていた頃もあったんですけど。別にそれが日本でもいいと言えばいいという感じだよな〜。

家の中は所謂「古民家」で、太い梁、本当に切ってある囲炉裏、で夜真っ暗で天気が悪かったけど晴れていればさぞや星が奇麗だろうなあと思わせる暗さ。夕ご飯はそこの集落で飼っている鶏をその日に絞めて鶏のすき焼きということだったんだけど、歯ごたえバリバリで「これが本来の鶏だったら今までのは何なんだ」という違いにびっくり。野菜はすべて宿の前の畑から取れたものだそうで、ふんだんにある白菜に「おお〜!今高いんだよね〜」と反応してしまう主婦でありました。部屋の中も居心地良く快適で子どもたちははしゃいで廊下ドタドタしていましたが、一日に3組しか泊まれない(うちで既に2組)し、地元から交代で来ているおばちゃんたちの暖かさでのびのびと寛ぐことが出来て満足でした。

夜は部屋にテレビも無いので早々に子どもたちと寝て、朝早く起きて朝もやのなかあたりを散策、ぐりぐらは里芋のはっぱの傘やら、赤い南天の実をとったりなかなか楽しそうでした。別に何はなくても子どもは楽しく遊べるんだよねえ。

ちなみに偶然なんだけど、ジャンルで言えば「サライ」のような雑誌「一個人」の今月号の特集が「茅葺き屋根の古民家に泊まる」で泊まったところが載っていました。この「美山」は上手に観光地化されつつあって日帰りとおぼしき人たちが沢山来ていたけど、また人気がでるんだろうなあ。


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