今日私が残業から帰ってくると「おかあさんおかえり〜！」と玄関までダンナと一緒にお出迎え。ぐらは疲れていたのか最近お気に入りの、ダンナに買ってもらったおもちゃの双眼鏡を首にかけてもう眠りかけ。「おかあさんもってあげるね〜」と玄関で私のバッグを受け取りリビングへ持って行く。私が持つと横長の肩にかけるちいさな鞄なのだけど、ぐりが持つとボストンバックみたいだな〜。遅れてリビングに顔を出すと鞄から勝手にごそごそ私のハードカバーを出して読んでいる。「おかあさんのほんたのしいね〜」といってペラペラめくっているけど絵も何もないんだよね。

着替えて戻ると今度は私が帰り際に最寄りのスーパーで買ってきた袋から、一つ一つ食材を出してキッチンの上に背伸びして置いている。「わあ〜おかあさんいっぱいかったのね〜、あ、お肉いーっっぱい！！」と主婦的チェック。その後「ぐりちゃんさみしかったの〜」と私の後に付いてきてしばらく抱っこしたり、今日の保育園での出来事を聞いたり。「きょうノンタンのビデオせんせい入れたのにね〜アンパンマンだったの〜かなしかったの〜困ってしまうわっ！」

台所の食洗機からきれいな食器を棚に直していると声がする。「ここでみさきちゃん（仮名）がおくちにてをあててあーっといいました」「おいしゃのせんせいがたくさんいて、みんなにちくしています」と適当に写真を見て台詞をつけているその本を見れば、私が持って帰ってきた「SAVVY」！（関西のリージョナル誌、Hanakoやウォーカーみたいなもの）いや「おいしゃのせんせい」の台詞のページはちなみにエステ特集でした（笑）。

そして寝る時にはお決まりの「ノンタンいたいのとんでいけ〜」。ぐりがぐらと違うのは、私が絵本を読んでいる時におしゃべりすること。ぐらは神妙に絵本をじっと見て耳をすませているけど、ぐりは私が読むのを遮るのもおかまいなしで、絵を見て感想を延々喋るのです。「ほらタータンなみだぽろりがいっぱいでてるなあ〜。ノンタンはひとつだけでてるよ〜！あ、おやまさんいたいからおおきなおくちあけて、タータンあーんってしてるね〜」で、気が向けば暗記している本を私がページをめくるだけで読んでくれます。もう今日帰ってきてから何回笑ったことか。ああ可笑しい〜。で、終わったら私の腕を抱えこんでオリビアを横に寝させて５分で落ちました。朝もノンストップで寝るようになったしやっとやっとこのあたりは楽になったなあ。

ということで２歳８ヶ月の風景でした。いや〜大きくなりました。