ぐり現在2歳10ヶ月。口達者に成長している。しかし口も回れば頭の回転が早いというか、小賢しいというかそういう感じ。男の子のぐらの成長を自分の物差しにしてきただけに私にとっては「アンファンテリブル」の様相。
そろそろ1年前に予言していたようにぐらと喧嘩して口喧嘩が延々続くようになってきた。単に言い返すのではなくて、ちゃんと内容的にもつじつまが合っているし拮抗してる。絶対怯まない。で最後に手が出て今日も2回ぐらいぐらが泣かされていた。いやはや。
ダンナの借りてきた「日本むかしばなし」(笑)のビデオが見たくて私に「見ていい?」と交渉。私が「ちゃんとお風呂に入ってからじゃないとダメ。入ってからだといいよ」と言うと、おもむろに「コンコン」と咳真似をして「ぐりちゃんコンコンしててお熱あるの。だからお風呂入れないの」と涙目(←当然嘘泣き系)。これって立派なネゴシエーションの第一歩だよね。とにかくぐらは理論立ててお風呂入らないなんてこの頃言わなかったような。
かと思えば「あかちゃん、ぐりあかちゃんなの」とハイハイの真似をしつつベタベタに甘えて口の中にご飯を入れてもらったり。いやはや。自分の子どもながら「へー」と思うのは、場面によって怯まない毅然としたところと、ベタベタ甘え系を完全に自分で場面に応じてコントロールして使い分けていること。恐るべき子供という感じ。
かと思えば、片付けるのが難しい粘土のおもちゃを出して何も私が言わないのにちゃんと片付けしていた。以前にぐりぐらがオモチャを片付けないことにぶち切れて、私がその片付いてないオモチャを袋に突っ込んで「捨てるから!」と言ったことをきっちりと覚えていて、「次に怒られないためにはこうしなくちゃいけない」ということを行動に移しただけなんだけど、ぐらがするなら分かるけど、まさかぐりがそれをやるとは思ってなかった。
これって女の子だからこうなのかなあ。それともぐりが、下の子として生きる術に長けているのかなあ。それともこのぐらいの月齢になるとこうなんだっけかなあ。どうなんだろう。
いや〜、女の子だからかなぁ?ウチも兄にはなかったようなことが多くてびっくりさせられるよ。
いつもは自分で!って上る階段も上りたくない時は
「○○ちゃん、あぶないのぉ〜」(←しかもか細い声)って演技したり。
女の子って!って思っちゃうわ。
まだぐりちゃんほど口が達者じゃないんだけど、すでに兄が泣いて負けることもあるし・・・。
まったく、兄弟げんかにはとほほだよね・・・。
ところで、お互い、これから2年間はいろいろ苦悶しそうですな・・・。
現状維持を選択するにしても、舵を切るにしても・・・
ね、そうだよね〜。自在にいろいろな局面でテイストを使い分けてるという感じ、同じ女でも長女の私にはとてもとても・・・ある意味ぐりの方が「人生の渡り方うまいんじゃないかな〜」なんて思います。
きょうだい喧嘩、だいたいパターンとしては兄が集中して遊んでいるオモチャに、妹がちょっかい出してバトルというのがほとんど。ほんと、ぐりが姉でぐらが弟だったら良かったのにと思うよ。ぐりは面倒見いいし。
でもまあ、喧嘩する程仲が良くなるし、ネゴの能力が付くと思って今はじっと我慢するしかないよね。
うん、2年でぐらも小学生。それを自分の転機とするかどうかしばらく考えます。