うちの保育園は、年度末進級の用意のため必ず休みである。前々から分かっているので親はそれぞれ前々から仕事を調整して休みを取る。保育園のモノ関係は一旦全部家に持ち帰り、点検して整理して新しい教室へ持っていく。今回ぐらは年中さん、ぐりは２歳児クラスへ進級。ぐっと衣類関係での用意は少なくなって進級の用意も楽。とはいってもタオルを新しいものに差し替えて名前付けやボタンつけしたり、絵の具用の雑巾を作ったりとこまごまとはあるけれど。

さて、お休み。春の陽気に誘われて早々と家事を済ませて広い場所に行くべく車で繰り出す。というのは「日経Kids＋」という雑誌に付いていた「２００m飛ぶ紙飛行機」を、朝からせっせとのり付けしたり割り箸とゴムでカタパルトを作ったりして用意して私が飛ばすのを楽しみにしていたから。この雑誌、パイロット版を出して評判がかなり良くて完売しちゃったらしいから、これからも出るだろうし楽しみだな〜。こういう子どもへのアプローチは好きです。

まずはキリンビール工場へ。平日で空いているしここの工場見学のフロアがちょうど２００mぐらいの距離のある広い空間だったりするので。ぐりぐらがその２００mの距離を行ったり来たり走り回っている間に飛ばしてみる。うまく行かない。翼の角度を調整して再度挑戦。飛びましたよ飛びましたよ。すーっと優雅に面白いように飛行距離が伸びる。気持ちいい〜！って子どもたちより私が夢中になってました。

その後大きな芝生公園へ。ぐりぐらずっと走って滑り台滑ったり走ったり、まるで回遊魚のごとく動き回っている。こういう姿を見たらそりゃ家で収まらないはずだよな・・・と妙に納得する。そのうち同じ保育園のクラスメイトに会い、そのお兄ちゃんとぐりも入れてもらいサッカーしている間にのんびり芝の上でその子のお母さんとおしゃべり。そのお母さんの上のお兄ちゃんは今年小学生でそのあたりの話をいろいろ聞かせてもらう。うーん。小学校一年生、思っている以上になかなかハードな関門らしいなあ。２時ぐらいを目処に公園を後にする。家に帰ってからは子どもたちのリクエストで、ちまちまとお昼ご飯をお弁当箱に詰めてあげて昼食。こんなことでももの凄く喜ぶ。今日は思いっきりぐりぐら孝行な母でございました。

そして進級。ぐりぐら共々おにいちゃんおねえちゃんになったことが嬉しくて「お友達増えるねん〜」とか「ぐりちゃんうさぎさんやねんで〜」と口々に報告。特にぐりはことあるごとに「ぐり、うさぎぐみのお姉ちゃんになったから、哺乳瓶バイバイするの。ぎゅうにゅうあっためてコップで飲むの」。きっぱりと自分に言い聞かせている姿が可笑しくも頼もしかったりします。