でもせっかく泊まるのだからと夜の散歩で「なら燈火会」に行ってきた。前から書いているけど奈良の街中は、私が中学生高校生を過ごしたところ。住んではいないのだけど地の利の勘も愛着もある。もともとは春日大社の灯籠にお盆に灯の入る由緒正しい「万灯籠」を礎に、10年前ぐらいから実施している自治体主導の明かりのイベントなのだけどどんどん広がり大掛かりになってきているのを伝え聞いたので。
いやーすごい人出だったー。休みの初日ということもありあちこちに浴衣の花が咲き、まるでルミナリエぐらいはあろうかという人の流れ。でもルミナリエとは違い古都の古刹に馴染む無数のろうそくの明かりなので、暗がりを威嚇するのではなくいっしょにやわらかく幻想を醸し出す感じでした。それにコンサートがあったり視覚と聴覚を程よく刺激するイベントだったなあ。
ぐりぐらも眠いながら良く歩き、暗闇からぬっと出て来る鹿に「きゃー」と逃げ惑いながら頑張って見てました。最後は東大寺の南大門のライトアップを見ておしまい。15日には大仏の顔が建物の小窓を開けて外から見られる「大仏拝顔」、そして大文字送り火が終われば夏は終わりの声を聞くことになるかな。
今だんなとぐらは暑い中明日香に遊びに行っています。ちょっと発熱気味のぐりと私と母、女3代で姦しくのんびり過ごしてます(笑)。しかし、今年の夏はぐりぐら、想定外に発熱するなあ・・・けっこう有休消化してるぞ。