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  2006-09-23 ‖Sat‖   

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  彼岸、秋の行楽

彼岸のため墓参。今日は空気が透明だからか日差しが強くて昼間は暑かったけれど、風が吹いていて気持ちいい。お墓に行くまでに通る道から見える田は稲刈り最盛期という感じで彼岸花もあちこちに咲いていた。今日小学校は運動会が多いのかな・・・。朝家を出る時に体操服姿で水筒を持っている子どもたちにたくさん会った。

もうぐりもぐらも墓参は生活の一部で、ぐらはお水をあげる係、ぐりはお菓子を配る係とちゃんとやることを分担している。相変わらず自分の分担部分を終えてしまうとバッタ取りに精を出すぐら、ダンナ父と一緒にちょっと雑草が生えている広場を飛び回るバッタを追いかけ追いかけ、最終的に虫かごに10数匹、もーこれ以上どうやって飼うんだよ〜。

あまりに天気がいいのでそのままぶらっとダンナ父母と一緒に篠山まで。もう名産の栗や枝付き黒豆、山芋などなど秋の幸が出そろっていたけどダンナ母曰く、もう数週間待ったほうが美味しいものが手に入るらしい。夕方にさしかかっていて観光客も帰り支度しているぐらいに到着したので、古い街並を散歩していても静かで人も少なく、ぐりぐらの夕方になって長くなった影踏みをする笑い声だけが響く。観光地としてある程度協力しているのかどの古い家の玄関先にも花を植えていたり生けていたりして見ていて和む。子ども入店お断りの古美術屋、というか古道具屋を3軒程冷やかして(店の軒でぐりが「このおみせは大人じゃないと入れないの?」とまじめくさってダンナ母に聞いていた)、風が相変わらず吹いていて気持ちよい夕暮れに「夕焼け小焼け」の歌を歌いながら車を置いてある駐車場へ。よく歩いた散歩でした。コスモスも奇麗に咲いていた。

ところで今年は夏にホオズキを買って玄関先で愛でていたんだけど、現在枯らして赤い風船みたいな実がたくさんついているのをドライフラワーよろしくそのままにしてある。そのちょっと洒落た陶器を売っている店のディスプレイに、中の赤い丸い種だけが残って外側の繊維が網の目のように透けているホオズキを見つけ、店の人にどうやれば作れるのか教えてもらった。おまけにひとつ頂いた。早速作ってみよう。

今年の秋こそは同じ県にある峰山高原に行って夕暮れの一面ススキの風景をみたいなあ・・・。


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