その後近くのショッピングセンターのイベント広場で開催されていた、自治体主導の青空保育へ顔を出す。うちの保育園も他の保育園と一緒にブースを出していて、子ども参加型でブースごとにいろいろな工作ができるというイベント。早速バルーンアートやら、マジックで色をつけてオーブントースターで焼くと小さくなる(懐かしい)樹脂のペンダントとか、写真の木工細工とかいろいろ作って持って帰ってきた。
その時に同じマンションに住んでいるぐらよりひとつ上のお兄ちゃんで、今年から小学生になったママ友達とばったり。そろそろぐらが小学生にあがるのに半年を切って、情報リサーチをしようかなと思っていたので学童のこととか、小学校のこととかいろいろ情報収集。ふむふむ。実はぐらのクラスのお母さんたち、フルタイム勤務で同じような「匂い」を感じる人が少なそうってのもあってなかなかその辺りの情報収集をしようかどうか迷っていたというのもありちょうど良かった。学童は6時まで。そうか〜ということは私が帰ってくるまで時間があるってことだよなあ。やっぱりそのあたりはファミサポかシッターでケアするしかないかなあ。「保育園がどれだけ手厚かったかほんと、小学校に入ったら分かるよ〜」としみじみ言われ、ちょっと気を引き締める。
ちょうど私が通りかかった時に、彼女と一緒にいたお母さんは、同じマンションで3人の子どもを持っている主婦の人。立ち話しているとやっぱり地元情報の収集はハンパじゃなかった・・・。同じマンションでぐりぐらと彼女の3人の子どものうち下2人が同じ年回りということもあって、「どうぞよろしく〜」とメルアド交換。良さそうなあっさりした「匂い」の人で良かった。「でもね〜小学生になったら、お昼食べたらもうマンションの中庭で勝手に遊ぶようになるからそういう意味では楽だよ〜。」
そう、うちのマンションは低層のマンションが、レンガ敷きの子どもの遊べるちょっとした運動場みたいなところもある緑地帯をぐるりと取り巻いている構造で、中庭で遊ぶ子どもたちも多い。子どもたちはマンションの住人に360℃見られている訳で、入居した時はさしてその良さってのは感じなかったけど、今こんなに子どもの安全が保証されなくなっている時代、しみじみありがたいと思う。今ダンナとぐりは毎年恒例、地元の新米を買いに外出、ぐらは虫取り網を持ってマンションの中庭に遊びに行った。チェックすると同じ保育園の友達と遊んでいる姿が見える。私はひとりで家にいて、のんびりと家事をやり、ギター系の秋らしいCDを引っ張りだしてかけながらコーヒーを飲み、日記を書いてひとりの時間を楽しんでいる。あーこんな時間がまた自分に巡ってくるとはね・・・。