柿を取る・完全な虹
寒くて冬空みたいな日、「そろそろ熟れてきたよ〜」という電話で親戚の里山の家に柿取りに。広い稲刈りの終わった田のど真ん中にぽつんと柿の木があり、3mぐらいの木にこれでもかという程実がついている。不思議だなあ。これだけの細い木なのに不釣り合いな程の実り。ダンナ父母と親戚夫婦ふたり、それにうちの家族で総勢8人で取るのだけど、取っても取ってもまだオレンジの実が無くならない感じ。ぐりもちぎった実を集めて袋に詰めたり、箱に詰めたり「ぐりが入れるからこっちに頂戴!」とあちこち走り回って、ちゃんと人の手として機能してました。ぐらの写真がないのは独りで勝手に素手でバッタを捕まえるのに必死だったから。20匹ぐらい捕まえてた・・・もうこれはすでに達人の域かな?私はといえば30年ぶりぐらいに木に登った。懐かしい・・・。親戚の家に戻る途中、通り雨があって広い田いっぱいに久しぶりにちゃんと繋がった半円の虹を見た。
戻って暖かい飲み物を飲みながらゆっくり。夕方に裏庭の畑で抜いたばかりの大根2本と白菜をもらって家路に急ぐ。家にもどってあれこれ家事をすませ子どもを寝かせつけ、柿をちゃんと磨いて大根の葉の下処理をして、やっと一息です。さーて今からワインと柿生ハムでも作ってゆっくりしようっと。
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