しかし・・・近くのシネコンにはこの「河童」はない訳ですね。県内でどこでかかっているか調べると、なんと神戸の単館上映映画館シネルーブルのみ。うーん、居留地に連れて行かなくちゃならないか・・・でもまあ、いいかと電車で行ってきた。地下鉄を出てトアロードを通り海側に歩いていく。まだ朝早いから街も人も少なく涼しい感じ。懐かしい小さい劇場の階段を降りてかろうじて館内に滑り込んだところでジャストタイム、はじまりはじまり〜。
映画・・・なんか思いっきり感動のツボがあって、私は数回泣いていたと隣のぐりに指摘されちゃいました。ぐりは「はじめ、1回泣いた」ぐらは「はじめは泣かなかったけど、クゥと男の子の別れの時に泣きそうになった」らしい。夏休みのシズル感たっぷり、初恋の甘酸っぱさとか人間の愚かさとか環境問題とか、いろいろ詰め込みながらなかなかすっきりと良い映画でした。あんまり知らなかったけどこの映画の監督は「クレヨンしんちゃん」の劇場版で大人を感動させたという原監督の撮った児童本原作の映画。当然こういう新しい監督の発掘の裏には代理店と局の資本投下ありってな感じで今回は電通とEXのようだったけど。
帰りは周りのお店を見たい誘惑に駆られながら、どうせ暑さで疲れ果てると判断して「洋食いくた」でお昼を食べて戻ってきました。さて、今から家事の通常業務の買い出しに行ってきます。