あくまでも考え方の違いであり、どちらが正しくて間違っているとも言えない。ただ、その一箇所だけで他には人間的に納得もできて、尊敬もできる彼女と気まずくなるのは不本意。それは多分向こうもそういう方向で歩み寄ってくれようとする僅かな気配が分かる。時間が経ってぐりぐらが元気に育っていけばまた解消されるものなんだろうけど。
さて、お墓参り、ぐりはお菓子をかいがいしく配り、人手として立派に機能していた。ぐらはもっぱらすいすい飛ぶトンボやあちこちで跳ねるトノサマバッタを追いかけて虫取り。家に戻ってぐらの初めての成績表を見せると、お義母さんがダンナとダンナ兄の小学校の通知表を出してきてくれた。成績はともかく先生の寸評が面白い。昔の先生は欠点もきちんと書き記していたんだね〜。でも基本的な性格は今とほとんど変わらずで、もうこの頃に性格の基本ってできちゃうんだな〜と感心。ダンナ、「リーダーの素質があるのに周りにもっと関心を持ち、もっと交友関係を広げてください」とか書かれていて今と一緒で笑える。そして私の実家に行って、私の母に「通知表ある?」と聞くとやっぱりすぐに出せるところにあって見せてもらった。時系列に高校生までの自分の通知表を見てみると、完全に副教科系が主要科目より成績のいい私、そして5教科+体育の成績のいいダンナ、補完夫婦なり。私は「掃除の時間にぶらぶらしていることがあります」とか「人の悪口を言っていることがあります」とか、けっこう今のぐらには見せられないことも書いてるぞ〜。
一緒にわたしがぐらの年の7歳に書いてある絵日記なんかも出てきて、それをぐらが読んでいる姿が不思議な感じでした。写真はその私の30年前の日記です。