平日のリセット日、今日も本当に奇麗な秋晴れなので午前中に家事や買い物を済ませ、昼から歩いて少し歩いた所にある広大な自然公園での「焼き芋イベント」にぐりぐら連れで参加。ダンナは風邪でダウンにつき私の両肩に一気に子どもの相手と家事が降り掛かってくる〜。歩いて行くと紅葉が盛りにさしかかろうとしているのが分かる。この辺りに住んでいて良いのは、大きくて緑の濃い自然公園が歩ける範囲にたくさんあること、そしてわざわざ紅葉を見に行かなくても生活の中に紅葉が入り込んでくること。私が小さいとき、ドングリは拾えばそれは宝物だったけれど、このあたりはざっくざっくと落ちている。そういう話をぐりぐらにしつつ歩く。歩きながら青い空をバックに「きれいだなあ」としばし見とれるの繰り返し。
さて、まずはさつま芋をぬらした新聞紙で巻きアルミホイルに包んでスタンバイ。それからは焼き芋を焚き火でその道のアウトドアのエキスパートみたいなおじちゃんがやってくれる間、ずっと日光と外気に触れながら子どもたちはアウトドア系工作。ぐらとぐらの友人の男の子は竹をノコギリで切ってテープで組み合わせて手裏剣をせっせと作っていた。ぐりは木にしつらえてある高い斜面のブランコに挑戦、うまく乗れて楽しかった様子。私は他のお母さん達や今回のイベントのスタッフのお母さんたちと時々話したり、子どもの面倒を見ながら外で読書。今日の単行本は江國香織「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」。この短編集なかなか切なくて余韻が良い。・・・コーヒー、魔法瓶で持ってくれば良かった。
出来上がった焼き芋は、夕暮れにさしかかった冷たい風の中で、ほくほくに美味しかったです。ダンナに半本おみやげにまた夕暮れを家まで歩いて帰る。あとは来週あたり有馬で温泉とセットで紅葉を堪能できるかなあ。