先週はとある男性料理家のところへ取材立会いのため東京出張。目黒の閑静な住宅地のマンションの一室にぎっしり詰まったさまざまな器と、その料理家の方が書いている油絵があちこちにある中を料理の撮影。今回のお題が「酒づくし」だったので昼から日本酒飲みながら酒につけて食べる蕎麦、酒鍋はゴージャスな海鮮を煮切った日本酒にくぐらせてから、葱塩だれで食べるという趣向。日本酒をふんだんに入れた海鮮散らし寿司も中の魚が贅沢だ〜。当然撮影が終わるとスタッフの人たちや、その料理家と一緒にテーブルを囲んで食べる。いや〜いい仕事だ〜。でもお酒弱い人は料理たべるだけで酔っ払いそうなメニューでした。
テーブルで私はその60代後半の料理家の人と隣り合わせだったのだけど、いろいろお話を聞いているととっても「楽しい」と言える人生を歩んでいる感じ。旅を愛し料理を愛し、芸術を愛し女を愛でるという(笑)。最近そういう60代の人とこの仕事を通じて接することが多くて、年をとるのも楽しそうだなあと感じる機会も多いです。