結果は思った以上に落ち着いて早くなることなく、しっかりと曲想もつけて二人とも弾けました。ぐらは出番が早かったからまだ良かったけど、ぐりは緊張が1時間ぐらい持続したので本人は疲れたみたい。6歳児にはちょっと辛かったかな?。後で聞くとぐらは「膝ががくがくした」と言ってたし、ぐりも落ち着かずドレス姿でトイレに何回も行ってた。かなり緊張はしていたけど表現はきちんと自分で納得してできたようで本人たちも達成感あったみたいです。
かなり広い舞台なので、小さい子組さんは気圧されて小さくしか弾けない子が多かった。あと、順番が最後のほうで楽曲が難しいけど曲が出来上がってない子も。ドビュッシーの「月の光」を2人が弾いていたけど、歴然と分かるぐらい実力の差があった。うまいなあと感じたのは、曲の簡単難しいに関わらずピアノの流れと体の動きが一体化しているように見える時。こういう見方も今だからできるんだろうけど。
最後、大学生ぐらいの男の子がリストの「ラ・カンパネラ」を弾いていて技巧と感情の表し方が釣り合って素晴らしかった。男の子がピアノ弾くの、かっこいいなあ。ぐらもこのぐらいまで続けてくれないかなあ。