ただし、過去の経験からボートでのポイント接近は私が激しく船酔いするのが自分でも分かっていたので、ビーチに着く前30分に久しぶりの酔いどめ服用。ぐりぐらも船酔いに関しては未知数なので服用させておいた。朝のプールでは気持ちよく風が強めに吹いていて・・・ということは海は少し波が高いかな?と思ったとおり少し荒れ気味。早速ショップの人にカヤックの漕ぎ方とシュノーケルの使い方をレクチャーしてもらうもぐりぐら初めてでかなり不安そう。4歳からOKと言われたけどほんとに大丈夫なのかなあと思いつつとりあえず家族4人でカヤックに乗り込み、私とダンナが力を合わせてポイントまで向かうのですが・・・二人の息が合わないとうまく進まないんです。右に振ったり左に振ったり(笑)。結局後ろのダンナに隊長を任せて、指示も号令も従うことに。なんだか日常もこういう風にすればうまくいくんだろうなあとふと思いました。(いや、日常はそんな風に共通の目的に短期で向かうわけじゃないから無理だけどさ(笑))その間中底から海底が見えるぐりぐら、「あ、魚魚〜」とリラックスしていつも通りになってきた。
私の状況は意識が漕ぐほうに向いているときは大丈夫で、やっとポイントについてカヤックから降りた時もそれほどでもなかったんです。というより水深3mぐらいのポイントは青くて珊瑚があって魚が本当にいっぱい。手を伸ばせば縞の魚と黒い魚が群れてつつきにくる〜楽しい〜とライフセーバーに身を任せてシュノーケルの前半は至福だったけれど、後半やっぱり気持ち悪くなってきた。でも二日酔いと同じく逃げられないんですよね〜。後半は上を向いて浮かんで仮死状態の私、いつもの流れだけど無念だ〜〜〜。
反対にぐりぐら、砂浜でレクチャー時の不安そうな顔はどこへやら。カヤックから飛び込んだところから俄然元気に。浮かせたライフセーバーにつかまって楽しそうに「あ、魚いっぱい〜」「クマノミクマノミ〜」とか大はしゃぎ!後で聞くとツノダシやイカ、カサゴなんかもしっかり見たらしい。40分ぐらいしたあとカヤックに再度乗り込んで岸まで引っ張ってもらう。ぐりぐらはお兄さんの好意で先頭でひっぱるボートに乗せてもらってました。私は帰りにとうとう吐いて・・・吐いた途端透明カヤックの外に熱帯魚がうようよというのを実際に初めて見たぞ〜。自慢にもならないですが。こんな目にあってもやっぱり、また次に来たら魚、見たいです。今度はビーチエントリーできるところがいいなあ・・・。
ショップで写真を頼んだ。とてもあの状況では写真を撮る余裕はないもんなあ。後からCD-Rで送ってくれるらしいから凄く楽しみにしています。