逗子駅で降りると、誰もスーツなんか着てなくて夏のリゾートの雰囲気が。料理家さんの自宅ももう「生活を楽しむ」ためのしつらえで、ついついあくせく時間に追われて家事育児と仕事を回している自分の身の上と対比してしまった・・・。そこには小さな女の子がいて、彼女は才能があるから自宅で子どもの面倒を見ながら仕事ができる。当然ながら子どもは手作りの美味しそうな料理をゆったり食べてるし。そしてそれに立ち会う私の子ども達は、朝も早くから夜に近い時間まで母親不在だなあとちょっとやるせなさみたいなものを感じたのは事実です。撮影は早めに終わりクライアント、スタッフの面々と逗子の駅前で夕方からビール。いや〜美味しくて幸せ。でもお酒が少し入った後ので新幹線、熟睡できたはいいけど気だるい疲れが・・・。
実はこの週、うちの母親が遊びに泊まりにくることになっていて、それを当てにして仕事のスケジュールを組んでいたところに、前日母親発熱の連絡があった。とりあえず出張は動かせずでダンナに夜帰ってきてもらったんだけど、次の火曜日も夕方6時からクライアントでのミーティングが。これは今さら変更できず。ダンナも鋭意努力するけれどいつもの時間に帰れるかどうか分からない状態・・・とうとうぐりぐらに事情を説明し「お母さん8時に家に戻ることになるけどそれまで1日だけお留守番できる?」とすまなさいっぱいでお伺いをたてたところ、ぐりぐらの返事はあっさり「いいよ」だった。この夏休み、ふたりで習い事に平日行ったり自立の一歩を踏み出したかなと思っていたけど、本当に強くなったなあ。当然安全面で心配なのはいつもどおりなんだけどなんか感慨深かった。結局ダンナが少し早めに戻ってきてくれて、それほどぐりぐらにストレスを感じさせることにならずにほっとしました。うちの家の育児方針「意欲的にタフに生き抜く」ラインはとりあえず外れてはないかなあ。
そのあとも残業には持ち込まないながらもミーティングや、クライアント行きやプレゼンキックオフなんかで息つく暇もないぐらい働いていた。いや〜月曜日で疲れがマックスになった状態で続いたこの1週間、本当に本当に長かったです。
この1週間で外にも書くことがたくさんあるのですが、またおいおいということで。明日明後日はやっと予定のない週末。夏休みの宿題を集中してアップさせる予定です。
写真は旅行最終日に寄った福井の「恐竜博物館」。全く情報のないままに子供だましの博物館かなあと思ったら大きく裏切られました。人出も凄ければ展示も凄くてけっこう大人も子どもも楽しめた。20体ぐらいの巨大恐竜の化石のレプリカが並ぶさまはかなり壮観だったなあ〜。