さて、先週あたりからぐりが3日に1回ぐらい耳鼻科に通っています。病名は「先天性耳ろう孔」、胎児期におなかの中で耳の軟骨が形成されるときにうまく癒着できず小さな穴があるといもの。劣性遺伝でうちのダンナもあるのですが、見事にぐりに遺伝してました。小さい頃から耳に小さい針でついたような穴があり「似たんだね〜」といいつつ特に何もなく過ごしてきた。
ここから分泌物が出るらしいのだけど(穴の中は袋がある)、これが化膿炎症して膨らんで痛みを訴えるようになったので耳鼻科に。はじめは消毒と飲み薬の抗生物質で対応していたけど痛みはなくなったもののの腫れはひかなくて、とうとう部分麻酔をして耳を少し切って膿を出した後点滴で薬入れることに。
小さい頃の中耳炎だって相当嫌なのに、もう理解できる年齢で先生にそんなこと言われたら怖くないはずはなし。涙をぼろぼろ出しながら「痛いよ〜でもこれでおしまい?」と私の手を握って聞くぐりが可哀想・・・・。と付き添っているうちに私が人生で2回ぐらいしか経験のない貧血になりました(笑)。生まれたばかりのとき退院3日で38度の発熱をし、母子もろとも総合病院に2週間滞在して小さい足の指の間から点滴をいれていたぐりを思い出しました。ああ、健康って本当にありがたい。こういうときになるといつも思います。
現在通院しながら切ったところから膿を出しつつ様子見。こんなに酷くなるなんてなあ。とりあえずマメに対応しつつ完治まで寄り添ってあげよう。
写真は山中温泉での子どもたちの部屋露天での「足湯」。贅沢ショット。