アートコレクターの話なんだけどドキュメンタリーに限りなく近くて親密感もありとても良かったなあ。ミニシアターも久しぶりであの空間がやっぱり良いなあと。1ヶ月に1回とかで見に行くのもいいかも。普通の生活の夫婦が情熱と審美眼を持ってコンセプチュアルアートを収集していくのだけれど、彼らは作品ではなく作家に入り込んでその作風の変化や思考を辿るとかそのアート、作者への向き合いがとて近くて親密で魅力的だった。夫婦2人の長きに渡るパートナーシップも素晴らしい。
「目から入ってきた情報を脳を通過させず直接魂に送り届ける」という映画中でアーティストの言った言葉がすべてだと思う。アート自体が一つの言語であって他の媒介を必要としないのね。