そこから一直線に高知へ。子どもたちが小さい頃は「歴史系」の旅行先は親だけの自己満足だったけれど(今でもそうかも)、歴史好きダンナが、龍馬好きぐりに連れて行ってあげたいという一心で。歴史オンチの私もあまり興味なしのぐらも「龍馬伝」は観ていたから、基礎的な知識はあるということで。高知に着くとキャンプ場の寒さは何だったの?というくらい暑い。駐車場で子どもたちは半袖、半ズボンと涼しい格好へ着替えてくてく出発。武市瑞山切腹の地(龍馬伝の大森南朋良かった・・・)や龍馬生誕の地、才谷屋など巡る。でも碑しかないんだよね。才谷屋あとの「さいたにや」とそのままの名の喫茶店に入ると所狭しと龍馬グッズだらけ。龍馬ファンクラブ北海道支部ってどんだけ人気あるのやら~。
そのあと高知城へ。黒漆塗り、書院作りのモダンなお城。ドラマではあの山内容堂公のお城で、ドラマでも出てきた鯨か波のモチーフのモダンな欄間や赤金白の斬新な陣羽織なんかを観賞。なかなかアート魂をくすぐる見学だった。この陣羽織もドラマにでてきたらしいけど、私が知りたいのは容堂公の掛け軸の鯨の眼と波だけのこれまた斬新な日本画。なんとなく若冲かなと思いつつ探すけどオリジナルみたい。凄く印象にいまだに残っている。そして最後はお決まりの「桂浜」へ。ちょうど日が沈みスーパームーンが東の海上から出るか出ないかの時間帯でした。子どもたちようやく「海だ~」とほっと。波が豪快でやっぱり太平洋側だなあと思う。有名な龍馬銅像の横には期間限定でやぐらが組まれていて、ちょうど太平洋を見つめる龍馬アングルの写真が撮れて観光客は大満足の様子でした。
帰りは渋滞を避けて時間をずらせて淡路方面に走ったのに、6時間後もまったく渋滞の列は短くならず・・・家にたどり着いたのは深夜1時。目一杯てんこ盛りの2泊3日でした。明日は洗濯してキャンプ用品直しての予備日。一日あって本当に良かったよ~。