今までもこのキャンプ場に来た時は寄っていたけれど、がっつり1日かけるのは初めてかも。まずは街を走る路面電車の1日乗車券を買って道路のど真ん中を車の速度と同じで走る電車に揺られる。なんだかいいなあ〜。そして途中下車して正岡子規の菩提寺と秋山兄弟の生家へ。そう、「坂の上の雲」の世界ですね〜。私はダンナほど傾倒していないのでまずは歴史的な位置づけを学べただけでも楽しかったかな。正岡子規の菩提寺にはたくさんの死の直前に彼が書いた手すさびの生物の絵があって、絶筆の朝顔が何とも言えない風情を醸し出していました。
そのあと、久しぶりの道後温泉入浴。「千と千尋の神隠し」の湯屋のような入り組んだ由緒ある日本家屋。さっと湯に入ってあとで階段を上って「坊ちゃんの間」で今日も気持ちいい風に吹かれてゆっくり涼み、下でフルーツ牛乳を飲んでおしまい。商店街で松山ゆかりの一六タルトを久しぶりに購入して帰途につきました。他にも「老研究饅頭」という超レトロなお店で購入した蒸しパンみたいな饅頭が美味しかった。
しかし去年と同じく渋滞を回避して淡路島ルートにしたつもりが結局巻き込まれ、家についたのは9時半。それでも今回もあれこれ楽しかった旅。旅情を一度感じてしまうとすぐにまた行きたくなりますね。