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  2013-09-27 ‖Fri‖   

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  直島紀行その3:美術館三昧

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夜明け前にゆっくりランニングしながら野外展示を廻る。さすがに人は少なかったけれど同じように旅ランニングしている人には数人すれ違った。そしてシンボルの黄色カボチャにはすでに人影が!ちょうど海側から風が吹いてきて涼しい。まずは浜に下りてあちこちの展示を観る。ウォルター・デ・マリアは時間が早すぎたのかガラスのドアが閉まっていて残念。浜に咲く紫の花を見つつ浜と埠頭を沖縄の時のようにランニング。それからベネッセアートサイトのパーク側の芝生に登って、目に鮮やかでおとぎ話のようなニキ・ド・サンファルのオブジェの間を抜け、草間カボチャに向かって海岸線を走る。気持ち良かった〜。人はいたけれど心置きなく柔らかい海と空の中に配置されたポスターばりの写真も撮れた。

そのあとまた戻ってきて今度は部屋から見えていた逆側の海岸線の黄色いボートと黒い船のオブジェ、ベネッセミュージアムの室内展示の絵とオブジェと連動したジェニファー・バートレットのあたりまで走っていく。逆側から見た船たちは新鮮。歩いたり走ったり5km走って戻ってくるとまだぐりはすやすやと寝てました。ランニングのツワモノダンナは島一周に行きまだ帰らず。

その後ちょうどいい具合にお腹が空き昨日訪れたパークのテラスレストランへ。朝食のバイキング、ちょっと高めだったけれど野菜が美味しくてかなり満足な朝食。その後あちこち散歩して戻り、チェックアウト前にほとんど人のいないミュージアムをまた見納め。チェックアウトして地中美術館へ。

しかし日中は日差しが強くて暑い上に事前にチケットを取っていた地中美術館も、凄い人出で3つしかないインスタを観るのに15分〜20分ぐらいの待ち時間が発生している状態。3年前はもっとのんびりしていたのになあ。ぐりが拗ね気味でゆっくりぼーっと観賞できなかったけれど、それでもウォルター・デ・マリアの部屋はやはり圧巻でした。あの空間が大好き。モネの睡蓮の間も海外からの旅行客が断って裸足で床を踏んでいたので試してみた。白い大理石の棒を縦に並べ敷き詰めたようなひんやりとした感触。すべての展示は自然光なのでこの部屋は、特に絵以外の全体が白くて柔らかいイメージ。前より印象は深くなった。そして最後はジェームス・タレルの四角の空。今回家プロジェクトの南寺でも(DID思い出した)、地中美術館内の経験型インスタもそうだけど、長方形とさまざまな光のシンプルな表現は何回見ても飽きない。ぐりは飽きてたけど(笑)

その後、早々に港に戻り、赤カボチャ@草間とIラブ湯をぶらっと見に行く、けれど暑くて倒れそう。そぞろ歩きした古い町並みには猫が沢山いて路地裏の懐かしい静かな雰囲気がせめてもの癒しに。こういう時間が好きでこのあたりの島に良く渡るのかもね。

と言うわけでほとんどの直島アートを制覇した私的には実りある旅行でした。しばらく余韻に浸ります。

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llcafell at 09.27

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