まず名古屋に早めに入り、久しぶりの昔からの友人とお茶。名古屋駅に着くとランナーと思しき女性で一杯で軒並み駅近辺のカフェは満杯。行きたかったコメダも一杯であきらめたけど、結局2時間半ぐらい近況や子どものことなど。1年ぶりだけどまったくそんなブランクを感じさせない友人たち。いつもありがたく思う。
そして夕方に別れ私は受付を済ませにナゴヤドームへ。EXPOで一緒に走る友人達と待ち合わせ写真撮影したりブースを冷やかしたりした後、近くのショッピングモールで、あんかけスパゲティでカーボローディングしてホテルへ。明日のことも会って早々に部屋に入ったんだけど、一人の時間が嬉しくてテレビ見て半身浴して本読んで、明日のウエアの準備とかしていたらあっという間に1時過ぎに。慌てて寝るもなぜか寝付けず睡眠時間5時間ぐらいで朝6時前起きで出発。ランニングの格好をした女性でぎゅうぎゅうの地下鉄で現地へ向かいました。さてマラソンの続きは下から。
出た時間がちょうど良い感じで、到着してたくさんのランナーのお祭り気分に写真撮影してから荷物を預け、トイレに並んだりしていたらあっという間に10分前ぐらい。慌てて自分の列に入り込み遠くにスタートの号砲を聞きつつ待機。。。というのは1万人以上のランナーなので、後ろの方は進むのに15分ぐらいかかるのですね。
人が混んでいるのもあって始めはキロ7分ペースで。そのうち5kmぐらいから走れる隙間が出来てキロ6:40〜6:30に。これを維持しつつ10kmを越え15kmを越え・・・そして未知の領域へ足を踏み入れました。もう20kmぐらいから走るのに飽きてきて、おまけに両方のふくらはぎが硬化してきて痛くなってきた。水分が足りずに攣ったら終わりとこまめに補給所では必ず水を飲んでそれでも走り続ける。走っても走ってもまだまだ。おまけにゆるゆると坂道があったり挫けそうだったけれど友人の応援に偶然気が付いたり、ふくらはぎをちょっとストレッチしたりしてどうにやり過ごす。辛いわ。。。
30kmを越えると「あと走ったことのある10km!」と言う感じで少し元気が戻ってきた。給水所ごとに立ちどまり水を飲んですぐに走り出すことができず、最後の坂では少し歩いたりもしたけれどペース6:40〜50を死守。回りも歩いたりストレッチする人が多くなる中、とにかく辛くて早く目的地に着きたい一心で自分をだまして走り続ける感じ。ラスト1kmでドームが見えてきてまわりを周る時もまだ辛い。一気にドーム中のピンクのゴールロードに入った時にアドレナリンがドバーッと出た感じ。これで今までの辛さが帳消しになりました。フルマラソンが人気出る理由が体感で分かった感じ。目標のサブ5も達成、ほぼ時間的には自分の計画したとおりのマラソンになりました。さすがに20km過ぎて余裕はなかったなあ。
という顛末で私のフルマラソンデビューは幕を閉じました。この大会はGPSでどの位置にいるかスマホやPCで位置確認できるので、家族や友人がラップ含めてかなり見て応援してくれてたみたい。イケメンに去年は棄権してもらえなかったティファニーをもらって、近くのスポーツセンターでシャワーを借りて、サービスのスポーツ整体をしてもらい新幹線へ。やはり振り返ると楽しい体験だった。あんなに辛いのにまた走りたいってのは、出産と似てる部分があるかな。
1,2日経っても足の筋肉痛が酷くて自分の練習不足を痛感中。来年はきちんとぐりとの公約通り、体重を落としてトレーニングして再挑戦したいなあと。頑張ろう。