東京・1週間遅れの母の日
週末は朝早くから東京。仕事の報告会だけれど結果が良さそうだったのでつつがなく昼前に終了で次の発注も確定。その後打ち合わせランチをして、後1件用事があったのでその間に、京都にも来るけれど早めに「バルテュス展」へ上野へ。虎ノ門からすぐだったのだけど平日にいい天気なのもあって凄い人。そしてここって国立西洋美術館も国会図書館もあるんだね〜。バルテュスは凄い人で、チケットを買おうとすると一人で早速としたマダムが「チケット余ってるから」と声をかけてくれました。東京的な都会的なマダムでしたよ。こんな余裕ももって年齢を重ねたいものだなあ。。。バルティスは良かった。やっぱり「美しい日々」の少女が一番魅惑的。NHKでの特別番組もこのタイミングで沢山組まれていて、最後の篠山紀信の家族を撮影した写真も作品のベースを知ることができて良かったです。雑誌で見て衝撃を受けるほど美しかった一人娘の晴美も、2人の母親になってスイスのシャレーで母親の節子と良く似た柔らかい雰囲気の婦人になっていた。それはそれで美しいけれどやはり、少女の危うい存在を愛して存分に切り取った作家だったのだろうなあ。バルテュスは。
堪能して週末。疲れと眠いピークでお昼寝したり早寝したり。日曜日は1週間遅れの母の日ということで、実母と私とぐりの女3代でお馴染み「御所坊」の昼会席+温泉へ。いい天気で緑が眩しくて気持ちよかったし、料理も美味しかったし。始めは出不精っぽかった母親も喜んでもらえてやれやれ、でした。
■ llcafell at 05.19 ■