古くて手入れの行き届いた回廊だらけの建物に、ミレーや他のバルビゾン派の静謐な風景画はよく似合っていました。有名な種まく人は確かに値から強くて、他の絵とは異質な印象を受けたかな。農民の普段の暮らしの中に、穏やかな平安さを楽しめた。編み物や運針を教えている絵が可愛かった。他にも三菱の所蔵品でドランのグランブーケという大きなパステル画が、光に浮かび上がってそれはそれは幻想的でした。意外に好みとは違うけれど行って満足。ミュージアムショップもビクトリア&アルバートを彷彿とさせるセンスの良さで、思わず収蔵の白黒のシックな版画の葉書と、オリーブの小さなまな板買っちゃった。まな板は毎日使うものだから気にいったのが見つかってこれから毎日使うのが楽しみ〜。
ふらりとカフェで晩御飯でも食べようと思ったら、テレビの撮影が今から入るらしくNG。少し早めに新幹線の時間を早めようと思ったら、月末の週末なので予約変更が出来ず、結局待合で1時間ぐらい本を読んで過ごすはめに。でも「家族難民」一気に読めたし帰りはいつものワイン飲んでたらすぐ寝ちゃったしそれほど疲れは残らなかったです。やっぱり一人でぶらりと美術館は私にとってはいい心の休養だわ。。。