木のおもちゃの店でなんとなく買ってしまったもの。カラフルなのは木でできたバッジ。保育園用の帽子にでもつけてぐりぐらのものだと本人も親も瞬時に分かりやすいようにしようかと。木のねずみはなんとなく。ドイツで有名な絵本のキャラクターだそうだけど知らないなあ。でもとぼけた表情がなんともいえず和む。
その店でドイツのひと昔前の躾の絵本を見せてもらったんだけど壮絶だった。絵本だよ絵本。なのに「食べ物を好き嫌いするとこうなる」のページでは丸々とした子どもがどんどんやせ細っていき最後にはお墓の絵がかいてあったり、「火遊びするとこうなる」にはその子どもに火がついて最終的には灰になっていた。「爪を切らないとこうなる」には恐いおじさんが斧を持って子どもの手を手首ごとちょんぎって血まみれになってたり、それがタロットカードにありそうな昔の木版画のようなこわーい図柄で並んでいる。まあ、ひと昔前なので今はドイツでもイギリスでもかなり躾はこういうスパルタ式ではなくなっているらしいけど、でもすごーく「泣く子も黙る」的効果のありそうな絵本でした。