突然恐ろしく大きな箱が私の母から贈られてきた。開けてみると全長１ｍを越すリアル虎のぬいぐるみ、開けたダンナも私もあまりの驚きのために無言、ぐら「虎さんこわいよ〜」とかなり逃げ腰。あわてて実家に電話すると母曰く「ね〜ぐら喜んだでしょ。事前に買っていい？って聞いても『いらない〜』って絶対言われると思ったから・・・」ってお母さん、そんなゲリラ的行動に出るなんて・・・。なんか大邸宅にあればそれなりに見えるぬいぐるみも庶民のマンションにあれば用心棒みたいで可哀想だ。ついでにインテリアに思いっきりミスマッチ。暗がりで見ると確かに恐い。大人の私でさえどきっとする。母曰く「虎はね〜子どもを守ってくれるっていう中国の言い伝えがあるんだって」でも、どう思います。みなさん。でもぐらは最後には「とらさんもうぐら恐くないんだよ」とかなりの気に入りようで、抱っこしたり背中に乗ったりごろごろ転げまわったり、動物図鑑を引っ張り出してきて「このとらさんと一緒だよ」と教えにきたり。そういうのを見ていたら「インテリアに合わない」とか親のエゴの一存でおもちゃを限定しないのもたまにはいいかなと思えてきた。たまにはね。

と超サプライズプレゼントで波乱の誕生日プレウイークを迎えたぐら、昨日ぐりの切開の話をダンナとしていて、「たまにはぐらの耳もチェックしないとな〜耳掃除嫌いだし」というダンナに連れて行ってもらって今日は久々の耳鼻科で耳掃除をしてもらい（もちろん激反抗、激泣き）、帰りに誕生日プレゼントを買ってもらってきた。前に行ったトミカ博でもらってきた全商品カタログを毎日食い入るように見て「これが欲しい」と決めたトミカを走らせるためのシステムレゴみたいなもの。また場所をとるぞ〜どこに置くんだい〜。こうして親の「こうありたい」インテリアはどんどんどんどん蝕まれていくのであった・・・。