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  2003-07-16 ‖Wed‖   

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  母になって母を想う

 シングル・マザー  メアリー・モリス

ニューヨークでひとり、子育てに奮闘する女性―アイヴィー。こまやかで、たくましく、ときにせつない「母の愛」を描いて、おおいに励まされ、胸熱くなるシングル・マザー・ストーリー。

読了しました。原題は「Mother's Love」こっちのほうがいいかなあ。マンハッタンで煮え切らない男に見切りをつけて出産を決意したアダルト・チルドレン気味の主人公が赤ん坊を育てながら、その時々で妹を連れて失踪した自分の母との関係を見つめなおそうとする。こうして母になって自分の母との関係値を違う側面から見直すってのはよくあることなんだろうな。人種が違って住むところが違っていても母親の感じることは一緒なんだと思わせてくれた本でした。共感。

しかしこの本に登場する主人公の向かいに住んでいるやはり二人の子持ちの女性と、ベビーシッター、かなり魅力的なキャラクターだった。


llcafell at 07.16

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