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  2003-07-28 ‖Mon‖   

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  生き物噺二題

別にあちこち出かけて行かなくてもひょんな所で生き物と遭遇することがある。とはいっても自然のものではなくて人為的なものだけど。生き物が好きという子どもの特性は普遍、しかし自然環境は激変しているその歪みに生まれた新しい形の「生き物との触れ合い」とでも言うかな。

と長く引っ張ったけど最近私が遭遇したのは「黒潮一本釣り」と「触れ合い昆虫館」。どちらもショッピングモールの人寄せ企画である。「黒潮」の方はでかい直径5mくらいのビニールプールの生けすの中に鯛やら鰺やらわらわらと泳いでいて釣らせてくれる。結構すぐに釣れてた。ぐらが「おさかな釣りたい〜」と騒ぐので並んで入場して釣り糸を垂れた途端、偶然そこで一緒になった保育園の同級生がとなりで鯛を見事釣りあげ、ぐらは「鯛欲しかった〜」と泣いてかなり悔しがったというエピソード有り。いやいや小心者のぐらにも「競争心」てものがあったのね・・・と感慨深かった。あ、少し脱線。

「昆虫館」の方はネットを張ったスペースの中にクヌギの木を配し、人が30人ぐらい入れるようになっているところへどっさりカブトムシとクワガタが放されていて自由に触れられるというものでぐらもちろん大喜び。カブトムシが飛ぶことにかなりびびっていたけどね(笑)。

いや実物を触れられる、見ることできるってのはいいことなんだと思うんだよ。でもこの密度で生き物が手軽に存在するって感覚が子どもたちにできちゃうと思うと・・・なんとなく複雑。まあ今のご時世にそんなこと言ってもしょうがないのかな。


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