毎夏恒例となったN系金曜ロードでの「火垂るの墓」のOAを毎年見ている私。今年はぐらも参加。途中でさすがに寝ちゃったけど。
毎回ほろっときちゃう私なんですが、今回は特にですね〜。昔はどっちかといえば主人公の兄の気持ちに感情移入しちゃってたんだけど、今回微妙に違ってました。ちょうど登場する妹の節子の年齢とぐらがほぼ一緒。この年齢の子どもを持ってはじめて分かることなんだけどこの映画の節子はかなり年齢特有の言動に忠実なのに改めて気がついた。舞台となるのも神戸だし言葉も節子の言葉そのままをぐらが使ってるという感じ。となるともう母親の気分なんですね〜。ぐりぐらがこんな風になったら・・・と母親の側に立って身を切られる辛さを映画で疑似体験しました。「可哀想」ぐらいでおさまらない感情の波が立って自分でもびっくり。涙ボロボロというわけではないけど。
しかし場面設定をぐらに説明するのにかなり苦労した。「戦争」の概念を3歳児に理解させるのはかなり難しいぞ。