AERA36号の記事「二人目は産めない」を読んで感じたことのとりとめない雑文。
まあいろいろあるんだけど結構驚いたのは「働く母親と専業主婦の平均出産人数にはほとんど差はなく、共に出生率が落ちている」という現実。時間的余裕は若干違っても精神的余裕があまりないのはどちらも一緒なんだなあ。
子育ては確かに膨大な体力精神力を消費する、といえばマイナスイメージが先行するけどプラスの意味でも。例えば子ども達の一挙一動に大笑いしたりってのもプラスの精神力を使っているよな。とにかく子どもがいなければこの年齢になり比較的穏やかで静的であるはずの感情なり体の動きが、嫌応なく毎日揺さぶられ、翻弄されるとでも言えばいいかな。
それが弾性疲労のように辛くなるときがたまにある。そういう時にダンナがサポートしてくれると本当にありがたい。ぐらはかなり手のかからない子だったから、その当時ダンナに求めるものは実質的な家事サポートだった。私の側にも余裕が今思えばあった。けれど今はふたりの子どもの面倒を逃げずに責任と感じてみてくれることが私の大きな支えになっている。
なんてことを「二人目決断は父親なり実家なりの母子以外のサポートがあるかどうかが要」という記事を見つつ思ったのでした。でも私の場合ぐりを産みたいと思ったのはあまりそこまで冷静に考えてなかったと言うのが本音です。飛び込んでみればなんとかなるさと思い、実際仕事のブランク等のマイナスは実際あったというのがこれも本音だけど、まあ人生は長いからね。
ずいぶん前にうちのエントリーでも紹介したんですが、「共働きの割合が多い国ほど出生率が高い」というデータがあるそうです。
http://www.kasoken.com/mt/archives/000240.html
んでもってそこのテレビ番組では「ワーキングマザーの方が二人目産む人多い」とありました。
自分に全責任がかかってくる核家族専業主婦だと「子供はもうこりごり」となってしまうのかも。そいういう専業主婦である私の一番の願いは「自分一人の時間が欲しい」です。日中二人の面倒見るのはほんと精神的に消耗しますし。無駄に時間はあるけどやりたいことできないし。。。ってすみません、まるっきりのグチですね(笑)。ワーキングマザーだとそれこそ「無駄な時間が皆無」なんでしょうね。
今の日本は働く女性にも専業主婦にも精神的負担が大きい環境ですもの。これじゃ、ワーキングマザーも二人目産む気にならないのもわかります。子持ち女性が働く環境を整備したら、かなり出生率上がると思いますよねー。と行政を責めてもなんの足しにもなりませんが(笑)。
ところでllcafellさんの書く文って知性と暖かさが同居していていいなーといつも思っております。
こんにちは〜研究員Aさん、早速その記事にトラックバック送らせてもらいました(^^)ゞ
専業主婦、働いているより大変なの良くわかります。私も育児休暇のときにぐらは保育園に通っている(1年の時限措置)にもかかわらずかなり煮詰まってました。だから無条件に専業主婦の人は偉いと思っちゃうのです。
>無駄な時間
時間は無いと言えば無いんだけどそこを搾り出して(笑)無駄な、というかぼーっとしたり意味も無く子どもたちと遊んだりする時間を30分でも作るようにしてます。トリビアじゃないんだけど、無駄な時間がないと有用な時間も生きないような気がしちゃうんですよねえ。うむむむ。
>二人目
そうですね〜。働き続けたり、一旦子育てに専念して復帰するのにやりやすい環境が整うことが大切ですよね。あと草の根的だけど職場の(特に男性陣)の理解かなあ。まだそういう意味では過渡期なんですよね。今って。私は自分が若い頃は「自分が子どもを産むころにはばっちり整っているはず」なんてアマアマに考えてましたが、なかなかそうもいかないようで。
>自分の時間がない
土日、これがまったく取れなくて日記にも何回も書いてるけど貧血状態になったりすることも(笑)でも、でもあと3年経てば・・・と自分で自分を励ましております。研究員Aさんも頑張れ〜。最近人生を長期的に考えたらこんなに「自分の時間がない」のもちょっとのことで、あとは有り余るほどあるんだろうなあ・・・なんて。
文章誉めていただいてどうもありがとうございます。それを励みに毎日更新します〜。最後に恐ろしい長文失礼しました(笑)。それも職場から(笑)。
私の両親は共働きです。
でも、私を含め4人の子どもの親です。
ただ、1番目の私と2番目の妹の間は4年10ヶ月あるので、子育てが一段落するまでは二人目は大変なのかも知れません。
1番目から4番目までの10年間も、フルタイムで働いていましたし、生まれる直前まで働いていたことを覚えています。
やはり保育園や祖父母のサポートは必要だったと思います。
本当に母のパワーには脱帽です。
こんばんは〜あべっちさん。はっそうだ。MLに参加ごあいさつ送ってないぞ。
そうですか。4人の子どもか・・・いいですね。子どもにとっては兄弟が多ければそれだけ人間関係が多様な中で育つから良さそうですね。
私自身の経験からすると確かに一人目と二人目の年が近づいていると大変なような気がします。まさに今ですね。でも大変な時期が一挙にきているという感じであと3年すると楽になる〜と呪文のように唱えつつ日を送ってます。←って研究員Aさんのレスにも書いてるぞ(笑)。あべっちさんのところはあべっちさんと妹さんが下二人の面倒をよく見てあげたのではありませんか?ちょっと年の上のお姉さんたちは親にとっても頼りになったのでは。
そうなんです。保育園と祖父母のサポート両方ばっちり揃えばけっこう働けるとは思うんですよ。ただ、子どもと接する時間をこれ以上削ることが自分的に納得できてない部分で仕事をペースダウンしているところはあります。とはいってもそれ自体が仕事に対して考え方が甘いと思うほど世知辛い世の中なんですけどね。
あべっちさんのお母さんを尊敬します。