■■■ 2009-10-01 ‖Thu‖ ■■■
キャリアマザーって言葉は
仕事だけでは満足できない現代のキャリア女性
家では「母」「主婦」にいそしむキャリアマザー。家事のアウトソース利用は13%に留まる。多くの役割を担う生活は「幸せ」だが、「自由になる時間が1時間未満」が4割と「ゆとりがない」博報堂研究開発局:現代キャリア女性に関する意識・生活調査
少し遅れちゃったけどメモ代わりにポスト。一応サンプル内に入るのだけど、確かにそういう傾向は自分の中にあるなあと納得。調査としては真実を突いているというか、みんなそんな感じなんだね。会社でWMはちっとも増えないし、相変わらず自分で「これでいいのかなあ」と思いつついろいろなことをやっているからか、こういう情報に触れるとなんとなくほっとします。
見てると結局平日のWMの家事負担は9割もあったり、生活満足度は専業主婦より高かったり調査として面白いです。
しかし「キャリアマザー」ってのは普通にある言葉なんでしょうか?調査するから年収とか細かく規定しているけれど、なんだかあまり耳慣れないような・・・。
■■■ 2009-09-23 ‖Wed‖ ■■■
働く母のツボ連打ドラマ
今放映している篠原涼子2年半ぶりの単発ドラマ「働くゴン」。なんとなく見始めたら、身につまされすぎて・・・というかツボを連打状態で結局最後まで見てしまった。最後はあまりにもお涙頂戴なんだけど、その場その場のシチュエーションがツボ。前日に学校の用意で牛乳パックを用意しなくちゃならないのに冷蔵庫にないとか(笑)
子どもが風邪ひいて「母ちゃん行かないで」というのを振り切って仕事にでなくちゃならない辛さとか・・・2年前の心の棘をまざまざと思い出したなあ。この時のことを最近ぐりと話す機会があって「あの時ママ家を出ながら泣いてたってシッターのおばちゃんが言ってたよ〜」と思い出しながら言うので、「そう、熱がぶり返して心配で心配でね。でも仕事どうしても行かなくちゃならなくてね〜」という会話をしたばかり。
ドラマのコメントで「お母さん、どうして仕事しなくちゃならないの?」と聞く子どもに篠原涼子が「それは、大人になったらきっと分かる」という場面。ぐりも大人になって働く母になったなら私の気持ちをきっと分かってくれるって思いたい。
しかし、ドラマの子どもの上の子が小学校5年生という設定で、母親を責める場面がでてきて成長したらしたでやっぱり「お母さんが働くこと」の意味を問い直されるなあって思う。まだまだ道半ばだなあ。
最後に、篠原涼子は相変わらず格好良かったです。ハイ。
■■■ 2009-01-19 ‖Mon‖ ■■■
気の緩み
仕事のミス連続。
メーリングリストへ違うメーリングリストの情報を流してしまうという初歩的ミスを今日やってしまう。たまたま情報がそれほど機密性がなかったから良かったものの、そうでなければ取り返しのつかないことになるとこだった。冷や汗。
あと、午前中ラインの上長二人に呼び出され、とあるクライアントの揉め事のことについて詰められる。単純に私ー相手という流れでの揉め事じゃなく、その仕事に関わる人たちの間で、微妙に状況のつかみ方が違って伝達されていって・・・という揉め事なのだけど、上長の「トラブルを回避する嗅覚が鈍っている」と指摘されぐうの音も出ず。
ちょっと子供関係のことでせわしなくなったらこれだ・・・。昔に比べて育児・仕事への集中が自然にできなくなっていることを改めて認識。そう分かったからには今までどおりの仕事のやり方ではなくてもっと、自分の仕事に厳しくならなくちゃならない。自分へのアラートの記録としてのエントリーです。
■■■ 2008-12-20 ‖Sat‖ ■■■
魔女化
金曜日は友人とふたりでプライベート飲み。この友人、もう17,8年の付き合いになる同じマスコミ業界のメディアサイドの友人なのだけど、お酒の進み方が一緒でなんとなく「会いたいな〜」と思って連絡し合うタイミングが一緒。夜に待ち合わせてこの前発掘したワインバーへ。
同い年40で子供を持って働くにはなかなか納得できる仕事が難しい業界で、愚痴になることなくけっこうビジネス話なんかしたり。今の仕事以外で何か新しいことが出来るか考えたり。やっぱり社内の人間とばかり飲んでると閉塞する・・・というか駄目ですね。よく言われることだけど。
その話の中でのホットワードが「魔女(ウィッチ)」。私と彼女はどちらかといえば、交渉を詰めたり仕事を進める時にロジカルに進めたいと思ってそうするタイプだけど、私達の上の世代で生き残っている(笑)女性でがっつり仕事をしているタイプはまた違う。まったくロジックが通用しないながら自分のペースに巻き込み仕事を推し進めるタイプが少なからずいる。と書くと否定してるみたいだけどそうじゃなくて、ある意味ロジックに頼らず結果に持ち込む手腕ありのタイプ。「○○さんならしょうがない」みたいな諦観を持たれ、普通に考えると「それは無理!」という力技も結局はやってのける。結果は出すんだよな〜。そういう女性たちを総称して「ウィッチ」(笑)。共通していることは考え方とかが否定的意味合いではなく「女」であること。女を売りにするのではなく強いのだけど非常に主観的という感じかなあ。実はこういうタイプが私は交渉するにはもっとも苦手。どうしても一歩引き気味になるところからすでに負けてるし〜。
同じくウィッチ化できないその友人と、「まあ、私たちみたいなのもそれなりに、これからだったら違うタイプとして生き残っていけるかな〜」と苦笑しながらワインぐびぐび赤2本+グラス1杯。途中友人の彼女と少し仕事の関係のあった同僚も顔を出したりと、楽しいプライベート会食でした。で、電車乗り遅れたー!!電車のまだあるところまで行ってタクシーを待つも凄い行列。そうか・・・今日は忘年会ウイークの最終日金曜日だもんなあ。
次の日は8時ぎりぎりまで寝て、ぐりぐらスイミング(引率ダンナ)の間、昨日の夜まったくやってなかった家事をこなし、それからぐりぐらのピアノをチェックしてピアノレッスン、そのままポケモン玩具でリクエストのハッピーセットを食しそのあと学童クリスマス会へ。人形劇や出し物や暗い中でのパネル紙芝居などなど・・・。暗い中では思わず睡魔のとりこに。夕方やっと家に戻りゆっくりしています。
■■■ 2008-12-09 ‖Tue‖ ■■■
世界の終わり
さーて今日はトリプルのところをどうにかやりくりして、前半某雑誌社広告賞パーティ、それからスポンサー出席の忘年会へ行く予定を組んでいた。けれどもこういう時に限ってダンナの仕事がにっちもさっちもいかなくなり、結局私が何もかもキャンセルして家に戻る羽目に。ふうう。まあ、数年前と違って「忘年会」や「パーティ」に出る出ないが仕事に影響するという幻想からはふっきれているので、あっさりと予定を変更できるようになったけれどそれでも代替の方法がないのは辛いなあ。小学生がいる今、親に預けっぱなしというのも出来ないし、いまさらシッターさんに家に来てもらい寝るまでの世話をお願いするというのもなんとなくやり辛い。夫婦ふたりでやりくりしなければならないんだから、小さい頃から週1は寝るまでシッターさんとか習慣づけをしておけば良かったかなあとも思う。まだまだ続くよWMの葛藤。
疲れて家に戻ると、今日はシッターさんに送ってもらってぐりぐらがお出迎え。3人でカレーを食べつつ保育園や学校の出来事のおしゃべりをしていると気分がほぐれてきた。ぐらは音楽に目覚めたらしく、担任の先生をいろいろしゃべっては「先生はルロイ・アンダーソンが好きなんやって。お母さん知ってる?」とか「ショパンあったらかけて」「モーツアルトは?」とか聞いてくるので、今日は珍しくクラシックのCDを引っ張り出してきて子供も知ってるような旋律のものをかけてみる。久しぶりに聞くとやっぱりいいなあクラシック。ぐりぐらは9時には就寝、その後はダンナが戻るまで年末までのTodolistの整理や雑誌を見たり、なんとなく久しぶりに気分ものんびりの時間。
といった終わり良ければすべて良しの日がそろそろ終わります。最後にニュースチェックしていたら、「ノンタン」の作者キヨノサチコさんが脳腫瘍で6月に60歳で亡くなっていたという訃報が。ノンタンにはお世話になったなあという感慨と、そして自分ももう人生は折り返しを過ぎたんだという想いが(悲観的ではなく)ふとよぎる。でも、明日も頑張ろう。