名月。毎日かなり規則正しいリズムで生活していると、仕事で忙しかった頃にはあまり気にもとめなかった季節の移り変わりにはかなり敏感になる。まあ保育園での行事もそれに則っているというのもあるんだけど。
ぐら、昨日保育園への帰り道「まんまるお月さんのなかにはウサギがおもちついてるんだよ」と教えたらその概念がかなり気にいったらしく、「ウサギさんひとつだけ(一匹だけ)おもちついてるよねえ」と自分なりに観察、「ぐらもおつきさんへ行っておもちついてみたい〜」と言ってみたり。
想像力がついてきたとかではなくて、彼の世界では未だ本当にサンタクロース、からかさおばけ、月のうさぎは現実のものなのだ。そのファンタジーと現実が共存する世界に生きているというのはきっと毎日が楽しくて魅力的で文字通り冒険なんだろうな。かつての子どもの頃の私がそうだったように。コロボックルなんて絶対いると探していた記憶が。現実世界での目に見える娯楽をさほど与えなくても非日常の連続なんだろう。←あまり子ども主体で遊びに連れて行かない言い訳か?(笑)
何気ない毎日をそのような心で過ごしたいもんです。子に教えられることも多いもんだな。