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  2003-09-12 ‖Fri‖   

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  兄の立場の強要

なんだか情けない日記が続くけど現実だからしょうがないよね。もう最近へとへとなのです。保育園から帰ってからが。昨日はぐりがお迎えに行ったときから愚図っていて、家に帰り着くなり泣いて抱っこをせがんで結局40分ぐらい授乳するはめに。普通はそれから復活してご飯を食べるなり遊ぶなりするのにそれが終わっても抱っこ抱っこで泣いて私の後を追っかけてくる。おまけにぐらも構って欲しいから延々私にむかって喋りつづけるし、夕飯がちっとも進まない。ぐりの遊び食べはかなり酷いし、ちょっと眠そうなぐりを寝かせつけようと夕食を食べているぐらに「ちょっと待っててね」と行って別室へ行くと「ぐらはひとりではさみしいの〜うわーん」と泣くし・・・。ちっとも家事が進まない。とうとう今日はやりたくないことをやってしまった。ぐらに「おかあさんさ〜たくさんたくさんおうちのお仕事があるの。だからぐりやぐらとずっと遊んでられないの。向こうに行ってひとりで遊んでいて。ぐりちゃん泣いてたら何もできないから、お兄ちゃんなんだから相手してよ」とうとう3歳半にもなってないぐらに兄の立場を押し付けてしまった。

ぐらは健気にも泣いて私にすがるぐりに「ぐりちゃんおいで、お母さん忙しいから」と話しかけ、ぐりは好きな兄に相手をしてもらえると分かった途端ぴたっと泣き止んだ。それはそれで微笑ましいんだけどやっぱりぐらの心境を考えると罪悪感が。「お姉ちゃんでしょ」と言われるの私は嫌だったよね。小さい頃姉という立場を与えられ周りの不協和音の緩衝材みたいなポジショニングに置かれてあまり自分の意志を出せなかったこと、確か嫌だったよね。それなのに同じことをやっているぞ。

はああああ・・・。帰ってきたダンナにこのことを話したら「大変な時こそ頑張る」と一言。私をもっと頑張りに向けさせるという意味の発言ではなくて「俺も不満言わずに頑張るから」という意味ですこし気がまぎれた。タフさには少なからず自信があったんだけど、ちょっと今の状態は辛いなあ。ぐりが機嫌よくしてくれるようになったら楽になるからとにかくタフに乗り切るしかないな。はあああ・・・・。


llcafell at 09.12

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Comments

 私には兄がいてぐりちゃんの立場でした。物心ついてから健気に我慢する兄の姿に「不器用な人だなぁ」と思っていたけれど”兄”という役割を求められた結果だったんだろうと大人になってからわかりました。

 ”兄”という立場を押し付けたくないカフェ氏の気持ちも良くわかるわ。でもそう考えてあげられるだけでも良しとして、完璧ではない自分を許そうよ。疲れているときは特にね。子供ってさぁ、”許し”の天才だよね。


こぅ at 09.12*11:44 PM

その「姉」の立場だった私はなんとなく、上の子の気持ちがわかる分だけ何だか気を遣ってるような気がするんだよね。でも、まあ上でよかったかなと思うこともあるわけだからあまり神経質になる必要はないんだけどね。

自分を「許せない」っつのも姉的特性かな・・・でも切り替えは早いから大丈夫。ありがとね。

子どもは確かに「許しの天才」だと思う。ささいなことでダメージを受けていては成長に差し支えるからその逞しさは遺伝子にインプットされているものなのかもね。


llcafell at 09.14*10:28 AM
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