昨日、ぐらを寝かしつけるとき、ぐらが毛布にくるまって幸せそうに突然「おかあさん、あの赤い飛行機ぐらのりたいな〜ぱたぱたするの」と言った。これは先日訪れた「ジプリ美術館」の特別展示「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」に現物展示してあった「オーニソプター」のことだなとぴんときた。「オーニソプター」は翼が上下に羽ばたいて飛ぶ空想上の飛行機、その展示の片隅でやっていたアニメ短編映画で「ラピュタ」のパズーより少し大人びた少年がおもむろにそれに乗って飛び回るシーンがあってとても気持ちよさそうだったのを覚えていたんだろうな。「ちゃんとシートベルトついてたね」とかかなり細かいところまで覚えている。もう理屈なしで飛行機にひきつけられる少年の遺伝子を垣間見たような気がした。いいな、こういうの。ぐらはもうすぐ夢と勇気が満ち溢れている空想の世界に魅力を感じることのできる年代に入っていくんだな・・・。

少年の母には「天空の城ラピュタ」、やっぱりおすすめです。