今日は私の実家へぐりぐらの顔見世に行ってきた。やっぱりあっという間に成長してしまうので２，３ヶ月に１回ぐらいは連れて行って楽しませてあげたいところ。実はぐりは金曜日の夜、機嫌よく遊んでいて突然大量に吐いたのでちょっと様子見していた。吐かれたのは本当に久しぶりで（それも布団の上）後始末しているうちにダンナも忘年会だったこともあって二人をお風呂に入れ損ねてしまった。とほほ。熱はないんだけどどうも下痢も始まって風邪症状、でもまあ、実家でゆっくりすればいいかと連れて行く。

雪が散らつく本当に寒い日、天気がよければ奈良でも遊びに行こうかと思っていたけど結局ぐりの体調を考えて家でゆっくり過ごす。ゆっくりといっても二人がドタバタ走り回っているところを私とダンナがダウンしてこたつで寝ているといった感じ。ぐらはかるたをしてもらったりして遊んでもらっていた。ぐりもかなり反応するようになってきて「ばあちゃん〜」と抱っこしにいったりお話したり。母はその成長にびっくりしていた。

さて、うちの母に「こんな性格だったら将来どうなるのか心配」と言わしめたぐら、私も前から思っていたことなんだけど・・・

彼は「ケチ」なのだ。おもちゃもたくさん抱え込んでひとつたりともぐりに貸そうとしない。ぐりがぐらの目を盗んで一つ握って逃げると断固取り返しに行って押しのける。別に一つくらいいいじゃない・・・と見ている親は思うのだけどどうも「完璧主義」に近い感じでその一つが欠けるのが我慢ならないみたいなのだ。うむむむ・・・。夕飯も外にうどんを食べにいったのだけど、自分が頼んだうどんが先に来て「ちょっとだけぐりにあげてよ」と言っても無視、絶対量的に食べられない鳥のから揚げやポテトフライを「ちょうだい〜」といってもくれない。むむむ・・・。

でおばあちゃんとの別れ際また「お泊りする〜」という常套句を言いつつ達成できず、本当に本当に悲しそうに泣いていた。いや、これはまあいいんだけどね。でもあとで私の母曰く「こういうケチで泣き虫（笑）な性格ってこのまま大きくなったら本人が苦しむだろうねえ」いや、あまりに単刀直入すぎる表現に笑っちゃうんだけど確かに大きくなってもこれではぐらが辛いだろうなあ。クリスマスプレゼントもろくにくれない癖に別れを切り出すと泣いてすがるオトコ・・・こんなオトコは困るなあ。（笑）

逆に株を上げたのはぐり、あっけらかんとしていておきゃんで表情豊か。良く笑いよく喋りよく怒り（ぐらに）甘え上手。母に言わせれば私の小さい頃とも妹の小さい頃とも違うという。「可愛いねえ〜」と母も義母も言う。こっちはなかなかうまく世の中渡っていけそうだ。