もうホットな話題の時期からはずれてしまったけど、ようやく「ファインディング・ニモ」をぐらと観にいってきた。魚好きのぐらはテレビのCMに「ニモ」が写るたびに「ニモ〜ニモ〜」と姦しいし、本屋によってストーリーの予習も万全。いつでもどんとこい状態だったんだけど込んでいるときを外して行きたい親の思惑でのびのびになっていて、とうとう「お友達の〇〇くん土曜日に「ニモ」いくんだって。ぐらも行きたい!」とかなり食い下がられ私と2人でゆっくり行くことに。ダンナとぐりはお留守番・・・。さすがにぐりを連れて行く図は想像できない。もう少し大きくなってからのお楽しみ。
のんびりと電車でお手手つないで30分ぐらいで映画館に。早速席予約だけしてゆっくりコーヒーを飲みいざ鑑賞。ぐらはまあ予想はしていたけど、椅子に座るのがちょっと辛かっただけでずっとかなり集中してみていて、好きな生き物のマンタやくらげが出てくると暗闇で私の顔を見てにっこりして私の反応を見ていた。もう立派に映画みれるじゃん。ストーリーも「父親育て」的な面があまり重くならず楽しめてとても面白かった。泣かされるところでは泣かされちゃってました。
しかし、すごいですね。ピクサ−のCG。あの水面の処理とかの滑らかさってテクニカルなもんなんですかね・・・と思いつつぐらのために買ったガイドブックを見ると・・・
一つ一つの魚の動き、水の中の光の屈折、膨大な観察とデータに基づくことが書いてある。いや言葉でそう表すことは簡単なんだけどその動き一つを出す為に費やした労力を想像しただけで熱意なんだなあと。
でもこういうプログラムって1回作ってしまうと次に使い回しできるらしい。「バグズライフ」で草木のシチュエーション、「ニモ」で水の動き、それを着実に積み重ねていってCGで表現できる極みを1作ごとに追求することになるんでしょうね。
で、私の好きな登場キャラクタ−は海亀のクラッシュ、ちょっとヒッピーぽくて一応「マーリン」の理想の父親像を描いていたと思うんだけどあの力の抜け方が好きでした。これ実際の声は監督のアンドリュー・スタントンがやっているらしい。ちなみに延々「ちょうだい!」という複数かもめの声は共同監督のジョー・アンクリッチ。そういえば吹き替えも室井滋のやった「ドリー」はかなりいい線いっていた気がするなあ。(子ども連れなので吹き替えで見ました)最後に流れる歌「ビヨンド・ザ・シー」まで懐かしくてほんと楽しめました。良く考えたら映画館3年半ぶりだ。これを機会に復活したいところです。
今日もまた朝から娘が何十回目の「モンスターズ・インク」を観ていたんだけど、DVD特別映像によればピクサーのアニメの得意技(!?)らしいよ、スタッフが声を担当するの。「モンスターズ・インク」も主要出演者以外はスタッフがやってるらしいのだ。
イメージを掴むためにスタッフが一応当ててみたところ他の声がはまらなくなって本番もそのスタッフがやることが多いんだって。器用っつうか芸達者なのかね?アメリカ人は、一般ピープルも。
「へぇ〜〜〜」と思って観てた私に、このエントリーはグッドタイミング。コメントしてみました〜。
ふーんそうなんだね〜ピクサ-のは私初めてみたんだよなあ。良かったよ。映画の前段でピクサ-のショートフィルムもやっていたけど良かった。なんとも言えない個性があるよねえ。
スタッフが主役級以外の声を担当するのって内輪受けといえばそれまでなんだけどなんだかすごく親密な感じでいい雰囲気だなあなんて思う。でも日本ではあまり聞かないよね。エンターテイナーとしてはやはり本場の人で監督ともなれば高水準なのかな。
うちも数十回目になろうという「天空の城ラピュタ」映画終わって帰った後見てたよ。1日何時間映画もあわせて視聴すれば気が済むの?と言う感じですが。さすがに怒りました。はい。
「いかした海亀」を「いかれた海亀」と勘違いしていたのはこの私。
大体において「ファインディングニモ」を「ファイティングニモ」と勘違いしてたのもこの私(^^;→コレはよくあるミステイクだな。
そんなわけで今日は字幕版のニモに行って来ました。
噂によると字幕でせっかくの絵が見えなくて魅力半減と聞いていたので吹き替えにしようかとも思いましたが、全く問題なし。
おそらく室井さんがやったと思われるドリーの英語の声の人も室井さんに良く似てたよ。
何がどういいって言うのは言い表しがたいんだけど、父親の愛、息子の成長というところでウルウルしてました。
しいて言うならば「ファイティングマリーン(ニモパパ)」だよね。
次に気になる映画はまあ色々だけど「ブラザーベア」がなかなかよさそう。
なぜか予告編で既にウルッと来そうな私なのでした。はは(汗)
アネさん。おはよーございます。「ニモ」観にいったんですねえ。
いや、「イカレタ海亀」でも通用するよね。そういうキャラ設定というかなんというか(笑)
うん〜やっぱり吹き替えじゃなくて字幕で見たいなあ。でもそれは多分DVD発売の
時にはぐらに買わされちゃうとおもうので、そのときまでのお楽しみかな〜。
うん、確かに「父親」として育つマーリンの物語だよねえ。印象に残ってるのは最後のほうでニモが死んじゃったと思ってドリーと離れようとするときの哀愁の表情と間合い、なんかディズニーらしくなかったなあ。あれだけ「しーん」としちゃうのは。ジョン・ラセター@ピクサーが
日本のアニメ(特に宮崎アニメ)に感化されているといっていたインタビューを読んでこの
あたりなんてそうなのかな・・・なんて思っちゃいました。
予告編ではなんといっても「ロードオブザリング」観たいんだけど・・・無理だろうなあ。