太田垣晴子さんのマンガエッセイ好きです。ほのぼのしながらかなり鋭いところを突いてきていてエッセイとしても十分通る。ブルータスやクレア等いろんな雑誌でページで連載してましたよね。最近読んだのは「わたくし的読書」。
話はがらりと変わって私の料理遍歴ですが、結婚前までなんせ自慢できるぐらいできなかった。焼きそば作ったときにしいたけの石付きをとらずに入れてダンナを無言にさせたくらい。包丁もろくに動かせずもちろんレパートリーなんてとんでもない。これもひとえに私のやる気のなさと実家の母が台所に料理のときは人に入られるのが嫌な性格だったから。だからお茶碗洗いはよく手伝っててさささっと手際良くできるのだけど・・・・参りました。料理。
でこれではいかんと2年ぐらい1週間の献立を料理の本を見ながら決めて、台所のシンクの前に料理本を立てて見ながら日々修行。どうにか3年過ぎることにはまともにそれなりに作れるようになりました。ああ良かった。
最近は時間が無いこともあってだいたいフライパン1枚と雪平鍋2つぐらいで30分で3品パターンに落ち着いてます。おしゃれな料理本なども買ったりはしてるのだけど案外見て楽しむだけで使わない。それも酒の肴系の料理ばっかりだし。意外なところで料理のネタを拾ってくるんですが、そこでこの太田垣晴子のこのマンガです。
短編の最後に彼女の料理、マンガで20種類ぐらいレパートリーが紹介されているのだけど、これがまた簡単で滅茶苦茶うまいっ!!ほとんど作りました。彼女は料理上手なんですね。最近作ったのは「鳥なべ」水で鶏のもも肉とまるごと数片のにんにくとスライスした生姜を入れてあくを取りながら延々煮る。肉がほろほろになったところで塩コショウで味をととのえるだけ。でもこれがすごく美味しいのです。韓国のサムゲタンみたいで。お試しの価値ありです。
うーん。
多分カフェさんは謙遜してるであろうがそれを本気で考えてもどうやら結婚する前〜結婚後しばらくの料理レベルは多分同じくらいであったと思われます。
そういう本に書いているレシピってはずれが多いけど、簡単で美味しい。
それがいちばんだよねー。
私はけらせいこさんの漫画っていうかエッセーが好きですわ。
うんうん、はずれ確かに多いんだけどこの人のは美味しいんだよ〜!
そのなかでは自分で自作のからすみをつくるぐらい食べることを楽しんでるようですよ〜。あと納豆丼とか、プルーンの紅茶漬けとか載っていたなあ。
けらせいこさん、好きですよ〜!「セキララ生活」の人ですよね。甘え下手の私はああいう夫婦関係、羨ましいです。