異動の発令は4月1日だけど引き継ぎやら何やらで実異動はこの週末ぐらい。それに会わせて引継ぎ書を作ったりしているけど、私は2回長期休暇に入っているのでけっこう紙の資料等は2回の取捨選択を経ているわけで到って少ない。PCの中のデータ等も引き継げる範囲に整理取捨選択している最中です。やっぱり身軽なのが一番だなあ。
長年やっている仕事なんだけど幕引きはあっけないものだ。ある程度やり尽くしてもういいかげん違うことをしたかったタイミングではあるので、良かったといえば良かったんだけどね。でもある種の哀愁みたいな感覚はある。1回目の産休に入るときは仕事としてかなり経験も積み責任もありってところで、休みに入るときはかなり「お別れの儀式」的なものも多かった。嬉しい反面大きなお腹を抱えて大変だったよなあ。だけど今回は対外的な仕事が少ないというのもあってあっさりしたもんである。それも自分の中では幕の引き際としては好ましい。社内的には別に転勤とは違うのだからそれほど大きな反応もないし。
サラリーマンとして上り詰めて退陣できる人ってのはほんの一握りで、大半の人たちは年とともに現場から退きひっそり定年退職していく。少し違うけどやはりそういう人たちも私の胸にわいた「哀愁」を感じているのかな。どうなんだろう。異動が3,4年で常態のところはそれほどでもないのだろうけど。