多分私の「漫画読み始め」はこれと「なかよし」だと思う。これは小学生の時図書館にあって、まだ大判のパルプ紙みたいなのを順次借りて読んでいた。当然文庫版サイズは全巻家にあります。後ブラックジャックも全巻。他すべてのものが家に揃っているというマニアではないけれど、やはりこれは大人になって読み返しても断然面白かった。テレビもまじまじ見ていても主題がその頃から色あせないということに脱帽。手塚治虫はやはり時代の生んだ天才だったのですねえ。そのライフワークと自ら謳った「火の鳥」が、彼の没後そのテーマが今の現代社会によりいっそう近いものとして見られるというのは嬉しい限りです。
そしてこの主題歌、なかなかいい感じと思ったら中島美嘉が歌ってました。ハイビジョンなんでちゃんと対応したテレビで観たら「火の鳥」のCGシーンなんてきれいなんだろうなあ・・・・。しかし登場人物の設定の絵コンテがどうも「エースを狙え」の画調とかぶるような気がしてならないのは私の気のせいかな・・・。