帰ってくるとみんなあちこちで寝ていた。今日は5月のお誕生日会と子どもの日のお祝い会と母の日のおみやげを持って帰ってきたのでたくさんの製作物が散乱している中、ぐりはちゃんと布団で寝ていたけどぐらとダンナはリビングに寝転がって寝ていた。
会社からいちど電話するとぐらが出てきた。「おかあさんまだおしごと〜!きょうのごはんなに〜?いまぐらね、ぐりとお父さんと一緒にお風呂はいってたんだよ」としっかりした受け答え。ぐりが「ぐりちゃんもかわる〜」と横で言っている。一瞬母モード、電話を切ってからはすぐに切り替わる。
次の朝ダンナに聞いたのだけど、ぐらがリビングで寝転がっていたのは、私が帰るのを待って夜更かししていたかららしい。母の日の製作物を多分保育園で練習したんだろうな、「おかあさんどうもありがとう」と言って渡すんだと頑張っていたみたい。お風呂はいったあと「おかあさんおしごとまだかな〜」ご飯食べた後「まだかな〜」そして最後には踏み台を持っていってインターホンの前に立ちいつ私が鳴らすか待っていたそうだ。
私が仕事の時間と母の時間を切り替えている間、私を母親として待つ子どもたちの時間が平行して過ぎていっていた。それを忘れないようにしたい。