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  2004-06-24 ‖Thu‖   

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  デザインの可能性

s-prize01_02.jpg ちらちらと特集「タイポグラフィ」に気を引かれて読んでいた雑誌「デザインの現場」4月号に「シャチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」の受賞作が載っていた。第5回目、製品化を前提にこれまでなかったデザインを募るコンペらしい。

今回のテーマは「コミュニケーション」。グランプリを取った牛山達郎氏の「TimeStamp」という商品に思わず「うーんすごい」と心の中で感嘆した。よくオフィスでメモ帳で電話のあったことをメモに取る時、時計をちらっと見てその時間を記述する、それがこのちゃんと時刻どおりに押印される時計判みたいなものをぽんと押せばビジュアル的に一目瞭然というわけである。

いや別にたいした必要性もないといえばそれまでだけど、やはり時計の文字盤が直感的に人に訴える力は大きい。かつユーモアがあって解説にもあるけど温かみがある。こういうちょっとしたユーモアのあるコミュニケーションを作る機能も含めた、デザインの可能性というものを感じました。そう、デザインはそれだけで完結してはいけない。そのデザインがある用途(今回はコミュニケ-ション)のために役立つ方向性が見えてはじめて生きたデザインになるのでは・・・と考えてしまいました。


llcafell at 06.24

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Comments

わぁ、かわいいですね〜。
製品化されるのかな?
OLだったら絶対欲しいです〜。


マミ at 06.24*11:23 AM

製品化前提だからされるようですよ。私も欲しいです。
他にも顔をメモから立てて書いたときのニュアンスを伝えるメモみたいなのも、入選作品にあってこれも欲しいです。HP見てみてくださいな。


llcafell at 06.24*02:19 PM
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