ぐらの傾向として最近気になるのが「こだわり」。それも日常の中に組み込まれていることを変更されることを極端に嫌がる。例えば、某系列局の「星占いランキング」を見るのが日課になっているのだけど、いつもは同じ部屋にいて「何て書いてあるか読んで」というぐらのリクエストに答えて「うーん、かに座ラッキーポイントはバナナを食べるだよー」とやりとりしている。たまたま今日の朝は私がサニタリーにいてそれができなかった。すると「何て書いてあるのー！」とリビングで大泣き。「そんなことで泣くな！」とあまりに泣きやまないので私から一喝され、泣きながら保育園に行った。

他にも例えばファミリーサポートのいつもの曜日をイレギュラーに変更することを嫌がったり、「それは少しこだわりすぎではないの？」というような所にこだわる。例えば散歩に出た時もと来た道をそっくり戻りたがる。毎日園に登園したら張ってくれるシールノートを飽きもせず眺めている（シールが順番に増えることが嬉しそう）。規則性を重んじるというか、予定調和というか、なんと言うか。

たまたま今日朝刊を読んでいて、「自閉症スペクトラム」の話が載っていた。スペクトラムとは重度の高機能自閉症から「アスペルガー症候群」、そして健常者まで連続したつながりがあるという考え方でその「アスペルガ−症候群」の中の特徴にこの「規則性へのこだわり」というものがあった。その他の会話や目線のちぐはぐさ、社会性が見えにくい等の特徴にはまったくぐらは当てはまらなかったのだけど、でもきっと傾向としてその連続性の中のどこかに位置しているうだろうなあ、なんて思う。

検索していろいろ見てみると、このタイプはNASA職員であるとかプログラマーに多いとも書いてあった。うーんやはり将来は技術者タイプなのか・・・。こういうのも個性の一環、注意深く見守ってあげよう。