今日は夏バテで食欲のないためタリーズで軽く食事、ラタトウユフォカッチャとモカアイスを頼み、待っている間にリーフレットを見ていた。こんなことしてるんですねえタリーズ。 「タリーズピクチャーブックアワード２００４」。タリーズの企業理念の一つ「子どもたちや青少年の成長を促すために、地域社会に貢献する」に基づいた若手アーティストの発掘というプロジェクト。テーマを出し絵本作品を募集して、審査はタリーズに来店する客および読み手である子どもたちが行う。そして優秀作品は全国のタリーズ店舗にて販売、かつ全国の図書館に寄贈するらしい。そして絵本の売り上げの一部はNGO「セーブ ザ チルドレン」に寄付。

コーヒーを飲む客の誘致という営利的側面とはあまり結びつかないプロジェクトだけど、素敵だよね。流行りの「企業責任（CSR）」にもいろいろな形があるけど、その中でもこの企業理念を顧客に理解してもらうには、かなり個人個人の心に響くいいプロジェクトだと思う。これからの企業はそれぞれ営利追求とは別に、このCSRをしっかり策定していかなければ生き残れないというけれど、そういう意味ではこれは「タリーズ」の企業イメージを上げるのにかなり大きな役割を担っているのではないかと思ったりして。

しかし、このプロジェクト応募資格の「国籍、職業、プロアマ問わず。年齢３５歳未満」というのに微妙にひっかかる私。ふーむ「発掘されるべき将来性のある若手アーティスト」の年齢ではないというわけですね。さいざんすかさいざんすか。いやこの「３５歳」というのは前に思っっていたより大きな節目なんだな。。。と今更ながら思う。視聴率等のターゲットである「若い女性」年齢は２０−３４歳（F１）だし、３５歳を境に求人も少なくなり、出産すれば「高齢出産」と言われ。。。。これは３０歳の大台に乗るときよりなんだか身にひしひしと実感される分水嶺ですね。ふうう。