現在台風16号通過中。猛烈な風に吹かれ、大ぶりの雨も窓から見ていると濃淡のあるシジマに見える。早めに帰ってきたのは正解だなあ。この調子だと電車も運転を見合わせているだろうと思うぐらいすごいのです。本当にこの夏は台風ばかりくるけどどう考えても「異常気象」だよなあ。このまま環境おかしくなっちゃうんじゃないかと思うぐらい。そうそう、「環境」といえば・・・
博報堂が制作を担当した毎日新聞社の環境広告キャンペーンが、04年度ニューヨークフェスティバル・プリント広告部門のグランプリ「ベストゲリラ広告賞」を受賞した。
受賞対象は、「Who paint the sky?空の環境アート展」。目に見えないオゾンホールの進行状況を黒いシミで表現したマルチ広告(03年10月20日付の毎日新聞朝刊=東京、大阪本社版=に掲載)と、東京・丸ビル展望フロアの窓を使った「空の環境アート展」で構成した「オゾンホールをとめろ」のキャンペーン。
同フェスティバルは57年に設立され今年で47回目を迎えた映像等に関する国際コンテストで、今回は62カ国3808作品のエントリーがあった。
この新聞マルチ広告、見たことをはっきり覚えている。年次ごとのオゾンホールの形状が白地に黒いシミとして描かれていて、その不気味さがよく伝わるなあと感心していた。
ふとクリエイティブディレクターの名前を見ると、大学の同じ学部のひとつ先輩の名前があった。少ない同業界への就職ということでOBとして話を聞いてもらったり年賀状のやりとりをしていた先輩だ。駆け出しの頃も確か何かの賞を取っていた。「おめでとうございます」と心の中で呟くのと一緒に、彼の才能に「羨望80%:嫉妬20%」がないまぜになった感情を抱いてしまうのだな〜。