■■■ 2004-09-27 ‖Mon‖ ■■■
サラリーマンすごろく
昨日の日記の懸案事項はあまり深刻ではなさそうな模様。良かったです。久しぶりに実家にひとりで帰り、母親といろいろな話をする。もう私の母親父親と私、妹のユニットは家族で言えば「老齢期」とも言えるもので、父母、私、妹は別々に暮らしているんだけどやはりそれでも「家族」なんだなあと。そして私は私の「家族」の幼年期を過ごしているわけで。なにかと考えさせられるきっかけではありました。写真は気晴らしに出た奈良古来の石上神社の神木。大きな木ってのは見てその香りを嗅いでいるだけで心が落ち着きますね。いやほんとに。
昨晩正体不明の39℃の高熱を夜だしたぐり、朝には下がって元気いっぱいだったんだけど大事をとってお休みしてます。仕事は休んでいるような状況ではないんだけど仕方なし。開き直って親も休養しますです。甘えん坊ぐりは昨日甘えられなかった分だけ母親にべったり遊んでもらって大満足の模様。ぐらは前からの約束どおり義母のところへ2泊のお泊り。静かな雨の朝です。
日記が前後するけどウイークデイの週末、長年の同業者友達とランチ。ちょっと豪勢にミクニ系列レストランでイタリアン。とうぜん仕事がらみの慌ただしいランチのテーブルなんて私と友人ぐらいなもので、あとはワインと食事を楽しむマダムたちで席はほとんど埋まっていた。知らない世界だなあ。でも確実に存在する世界なんですねえ。
彼女から定年で退職する彼女のセクションの先輩女性の話を聞いた。入社したときからサポート業務に従事して、40数年間職種の変わることのなかった女性、年齢とともに変なプライドが現れるわけでもなく誰からも好かれる希有の女性だったらしい。彼女を送るサプライズパーティの出席人数はあっというまに100人弱に膨れ上がり、「あの人には局担時代にお世話になった・・・」と某代理店局長なども参加するということ。これってひとつの理想の形だよねえと友達と頷きあっていた。私の仕事まわりは、女性も多く権限もあり、ずっと仕事をしているうちに変なプライドが前面に出てきて特有の「臭み」みたいなものがうっすらと身につく人が多いだけにいろいろ考えさせられる。サラリーマンとして仕事をしていくなかで、仕事へのプライドと周りとの人間関係と、絶妙のバランスをとりながらサラリーマン人生のすごろくをあがることって実はものすごく難しいことなんだろうなあ・・・。
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