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  2004-12-07 ‖Tue‖   

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  世代世代でのWMの働き方

前の部署でお世話になっていた某キー局の女性の先輩に久しぶりに電話を貰った。彼女はWMの大先輩、今年の秋で定年を迎えてなおかつ嘱託として働いているという。昔仕事で直の関係があった頃は勢いがファッションにも出ていたし、その類のオーラがあったけど、久々にお昼を食べようということで会うと雰囲気がいい感じに柔らかくなっている。やはり数十年サラリーマンとしてやっていくことはいろいろと自然体で過ごすにはストレスも多くて、自分で自分を叱咤しなければ大変だったこともあったんだろう。本当にご苦労様でした。

「今がいろいろ大変でしょう」とねぎらわれて「そうですね〜大変ですね〜」と返す。彼女の本社にもWMはかなり数が多くなってきているらしいんだけど、なかなか復帰してある程度の仕事を任されるようになるには見えない壁が存在すると言っていた。時間を犠牲にして任されるようになった、つまり昇進して40代で管理職になった人もいるにはいるけど、仕事に忙殺されているらしく大先輩の彼女のところによく泣き言のメールが入るらしい。その泣き言のメールが「子供が可愛くない」ということを聞いてちょっとびっくりした。仕事に流されて11時12時、管理職になって見えてくる仕事の面白さもある。子供は可愛いで済んでいたちいさな子供ではなくなる。そういう環境がそういう言葉になってしまうんだろうか。

でも、「そのメールにね〜。そんなこと言ってて仕事に流されていたら今の私みたいに後悔するわよ〜。抱きしめてあげたいと思ってももう遅くなっちゃうのよ〜って説教しちゃったわよ〜」という彼女の言葉にほっとする。「サラリーマンでその時その時子供との時間を犠牲にして全力を尽くしてきたけど、いったいこれだけの長いサラリーマン人生の集大成というものが見えないのよね」という言葉も胸に響く。と同時に今の自分の身を思わず振り返ってみる。そう、優先順位ははっきりしているんだから自分の立位置は常に確認できるようにしなきゃな。その上での仕事仕事です。


llcafell at 12.07

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Comments

ご無沙汰しております。 (^.^)

コメント機能回復してよかったです。そんなところが影響するなんて。。ですね。(-.-)

私の年齢は調度、男女雇用機会均等法前後の世代なんですよ。
なので、お友達で一流大卒でも地方の地元に帰って就職しても、ほとんど「コピー・お茶くみ・受けつけ」で22才で就職しても3年くらいで寿退社が当たりまえだった世代です。
学歴も釣り書きの飾りのような世代です。
実際に子どもを育てながら仕事を続けている友人は教育関係・医療関係がほとんどです。そうせざる得なかった状況が少子化に繋がっているでしょうが、制度を本当に働く女性の立場で考えてほしいなと思います。
社会福祉の整っている国のように、仕事も柔軟に子育てに対応を良しというようなそんな世の中にならないと、ストップ・ザ・少子化は難しいだろうなと思うんですよ。。

そうそう、来春、関西に戻れるかもしれません。
やはり、奈良がいい!!と皆で言っています。ちょっと期待しているのですよ〜〜(^.^)


とにか at 12.09*06:51 PM

こんにちは〜。そうなんです。かなり盲点というか、そういう理由とはぜんぜん思い当たらずでしたよ。

そういえば育児休暇が4月の法改正で最低「1年間」ではなくて「1年半」とれるようになるというのをニュースで聞きました。これで「年度はじめの生まれじゃないと保育園には入りにくい」という問題が大分解消されるような気がします。少しづつ、少しづつ時代は動いているんですね。でももっとドラスティックに変わらないといけない状況ですよね。

この時あった先輩は最終的には管理職になった方です。彼女とも話していたんだけど、制度もさることながら現場というか、普段周りにいる人の意識が変わらないとWMは辛いところがあります。腫れ物を扱ううようにではなく、でも時短や急な休みを理由に閑職に追いやるでもなく「働き手」として使いこなす方にも度量が必要なんだなあと思います。

関西に戻られるのですか。最近雑誌の特集に「奈良」が多くて懐かしくて思わず見てしまいます。奈良の学園前の小学生の事件もなんだか人ごとではない感じです。


llcafell at 12.09*11:29 PM
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