■■■ 2004-12-09 ‖Thu‖ ■■■
ぐら4歳半の成長
ぐら、4歳も半分を過ぎて目に見えない成長が凄くて驚くことがある。
昨日は私のお迎えの日で、家に帰り付くと私の移動する動線にふたりともくっついてきて喋りかけてくる。ぐりは私が着替えていると「ぐりちゃん着替えてくれるー」と私のズボンを引っ張ったり、洗濯物をかごに放り込みに行ったり世話女房状態。ぐらは「しりとりしよー!」と言うので付き合ってたら・・・私、なんだか負けてるじゃん〜。ぐらは保育園でたぶん先生や友達たちと毎日やってて、私も帰りついてからの雑用をこなしつつやってるというバイアスを考えたとしても、いつまで経っても考える時間なんてほとんどなくてどんどん続いて終わらない。そのうち私もむきになってきて即時返しで応戦しても、その速度にちゃんとついてきて言葉を返すしね。おぬしなかなかやるではないか。最後は私が思わず「ラーメン」と言ってしまい終了。むむむ。母は本気で悔かったりね。
昨日の夕食の時にぐらとぐりが口喧嘩。ぐりがぐらに物を貸してあげなかったのに「ぐら、ぐりのことキライ」と口にしてそれを聞いたぐりが理解できるのか泣き顔に。たしなめるとぐらもしょんぼりした顔になって言うには「○○くん、ぐらのことキライっていってん」。話を聞いているとどうやらクラスでの鬼ごっこの時にぐらが○○くんに追いついて捕まえたらそう言われたらしい。「明日からぐらと遊ばへんっていうねん〜」とかなりがっかりしている。ふーんちゃんとそれなりに社会性が出てきているんだね。このぐらいの年になると。「大丈夫大丈夫、また明日になったら○○くんそんなん悔しくて言っただけだからね」と言っておいたけど親のフォローもなかなか難しくなってきた気がする。
絵本で 「ずーっと ずっと だいすきだよ」という絵本を寝る前に読んでいた。内容は子どもと一緒に大きくなってきた犬が年をとって死んでしまうという話で、言葉で「だいすきだよ」と伝えることの大切さみたいのものを書いている絵本。読み終わったあといろいろと話していたら「お母さんも死ぬの?」とぽつりと言われる。不意をつかれ慌てて「大丈夫大丈夫、ずっと一緒にいるからね」と言ったけどあれでよかったんだろうか。「そういつかはお母さんもいなくなるんだよ」って伝えるのはまだ時期尚早のような気もするし。うーん難しい。
余談。この絵本の話は今の小学生1年生の国語の教科書に載っているそうです。とてもいい話だったから日本の教科書も捨てたもんじゃないな。
■ llcll@MOBILE at 12.09 ■
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おお、
>内容は子どもと一緒に大きくなってきた犬が年をとって死んでしまうという話
これって我が家がいつか必ず直面する問題で、この一文を読んだだけでうるっときてしまった(←ばか)
子どもと成長を共にする犬が欲しくて兄妹の間に年子(?)になるタイミングで犬を飼ったんだけど、犬だけは早くいっちゃうんだよなぁ・・・
この本も読んでみたいけれど、やっぱり、うちの犬も死ぬの?って聞かれると返事に困りそうだから、もうちょっとたってからないしようかな・・・
へえ〜まちこさんちの犬ってそういう意図で飼ったのね〜。確かに生き物を飼うってのは子どもにとってはいいことだよね。私も小さい時インコなんか飼っていて、卵からヒナを孵して、餌の世話をして手乗りにして・・・みたいなことをやってるんだけど、やっぱり「死」に立ち会うってことが子どもにとっては衝撃的だけど必要なことだと思うんだよね。うちも犬を飼いたいな〜と、それには引っ越しだなあ。
この絵本、ネタバレするんだけど、その犬が死んだ時、家族は悲しがったけど僕はそれほど悲しまなかった。だって毎日「ぼくずーっとずっとだいすきだよ」と犬に伝えてきたからというくだりがあって唸ってしまった。大人が読んでもいい絵本だったよ。オススメです。