えっと、「一年を振り返って」ってのも気恥ずかしくて。でも大晦日なのでここに来ていただいている方へのご挨拶も兼ねて。

今年は「ハードな年」という言葉に尽きるなあ。復帰したてよりも。なぜなら仕事で「育児中だからここまでぐらい」という自分の思惑と周りの思惑をとっぱらって仕事するというステージに無理矢理進めたから。それも新しい仕事、積み上げは最初からやりなおし。でもそのしんどさの中で得られるものもあり、自分の意外な底力というか、しぶとさみたいなものを見た感じもしたし。でも人間ってそういうしんどさにも慣れちゃうんですよね。すごいよそういう適応力って。

でもこのタイミングできっとこういう自分のキャパシティぎりぎりの体験はやってよかったなあと。仕事に集中してぎりぎりというのは体験してきたけど、こういうどちらかに集中すると、どちらかが手薄になるジレンマ状態でぎりぎりってのはなかなかテリブルなものだった。でもこういう状態を乗り切ってきたという自信みたいなものは、なんとなくこれからの私を支えてくれる気がします。それでまた仕事を続けるも良し。方向転換をするも良し。

しかしこういう仕事も子どもも満足させるために、自分にぎりぎりにやっちゃうのって今の時代にはあまり沿ぐわないのかな・・・なんてふと思う。けっこう「自然体にやっていたけどできちゃった」みたいなのが今の潮流なのかなあ。でもまあそれだって時代が流れれば一つのスタイルだったと過去形で語られるようになるんだろうな。そだったらまあ、これはこれで私のスタイルということであまり流されず、でも子どもには敏感に、また日を重ねていきたい。仕事も子育ても結局自分の人生の一部なんだから。

とまあ何を年末に語っているんだかという感じですが、今年もてんやわんやの日記は続くと思います。でも気持ちは前向きに新しい年を迎えたいなあと紅白「マツケンサンバ」を聴きつつ。ここに来てくださった方ありがとう。また来年もよろしくお願いいたします。